押し入れの奥に立てかけたままのギター、ケースを開けたのはいつが最後だ?
関西で「楽器を売る」と調べると、Qsic(キュージック)という名前がかなりの確率で出てくる。神戸に本店があって、大阪に3店。中古楽器の専門店だ。

Qsicって神戸のとこだろ? なんば行けばいいんじゃね? この前ネットで見たわ



そこだ。そこが今日いちばん話したいところなんだよ
俺は元楽器店スタッフで、査定する側にいた人間だ。今回Qsicの公式サイトを1ページずつ開いて、店の数と営業条件を数え直した。
そうしたら、同じ公式サイトの中で書いてあることが違う箇所が出てきた。しかもそれが、いちばん実害の出るタイプのズレだった。
- 公式が閉店をどこに書き残していて、どこに残していないのか
- 楽器専門の査定士に、まず1社見てもらう(査定だけでもOK)
- 梅田店の「奇数月の第3木曜」という、年に6日しかない定休日
- 神戸本店の開店時間が、平日と土日祝で違うこと
- 出張買取が届く範囲は、公式フォームで9府県だったこと
先に立場を言っておく。この記事はQsicを叩く記事じゃない
本題に入る前に、どういう立場で書いているかをはっきりさせておく。ここを曖昧にしたまま業者の話をすると、読むほうも判断のしようがないからだ。
先に結論を置く。Qsicは「関西に住んでいて、自分で持ち込める人」に向いた店だ。ただし行く前に確認する手順がいる。
- 俺はQsicに査定を出していない。だから「いくらになった」は書かない
- 書いたのは公式サイトに載っている条件と、公的資料で照合できた事実だけ
- Qsicとは提携関係がない。この記事からQsicへのリンクは1本も張っていない
- 記事内の買取業者のリンクは広告リンクだ。そこは隠さない
「怪しい」と決めつける記事でもないし、「ここが最高」と持ち上げる記事でもない。公式に書いてあることを数えて並べる。それだけだ。
判断はあんたがすればいい。俺の仕事は、判断に必要な材料を抜けなく机に載せることだ。
まず読み方から。「キュージック」だ
細かい話に見えるが、電話で問い合わせるときに効いてくる。会社概要ページに読み仮名が書いてある。
営業屋号 中古楽器専門店Qsic(キュージック)
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 会社概要ページ(2026年9月5日確認)
販売サイト側の特定商取引法に基づく表記でも「中古楽器販売Qsic(キュージック)」となっていて、読み仮名は両方とも「キュージック」で一致していた。「キューシック」ではない。
公式は、閉店した店のことを3か所に書き残していた
ここが今回いちばん伝えたい話だ。少し長くなるが、順番に見てほしい。
Qsicにはかつてなんばマルイ店があった。大阪ミナミのど真ん中、なんばマルイの6階だ。ネットの記事にはまだこの店の情報が残っている。



「かつて」ということは、今はもうないんですか?



ない。そしてそれを、公式はちゃんと自分で書いてる
最終営業日は2026年2月25日。告知は1月29日に出ていた
Qsicの公式サイトには、レポートという記事コーナーがある。そこに閉店の告知が残っていた。投稿日は2026年1月29日だ。
表題の通り、2026年2月25日を最終営業日として『なんばマルイ店を閉店』することとなりましたのでお知らせいたします。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト レポート「なんばマルイ店閉店のお知らせ 最終営業日:2026年2月25日」(2026年1月29日投稿/2026年9月5日確認)
最終営業日のおよそ4週間前に告知が出ている。黙って閉めたわけじゃないということだ。同じ告知には、行き先の案内と、買った品の保証をどうするかまで書いてある。
なお、なんばマルイ店でご購入いただいたお品の保証などのアフターサービスも他店で引き継ぎます。
出典:同上(2026年9月5日確認)
買った人が困らないようにする、という話まで先に書いてある。閉店の告知としては、正直かなり丁寧な部類だ。
沿革には、2種類の書き方で残っている
告知記事はいずれ流れていく。だがQsicは、店舗ページの沿革にも閉店を書き込んでいた。しかも書き方が2種類ある。
神戸本店のページでは、文章のなかにこう入っている。
2022年3月にはなんばマルイに買取出張所(後になんばマルイ店に名称変更、2026年2月閉店)を出店。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 神戸本店ページの沿革記載(2026年9月6日確認)
梅田店・あべのキューズモール店のページでは、年表の形で入っている。
2022年10月 同ショップを常設化『なんばマルイ店』を設立(2026年2月に閉店)
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 梅田店ページ・あべのキューズモール店ページの年表記載(2026年9月6日確認)
店の歴史から消すのではなく、閉店したことまで含めて残している。これは評価していい部分だと思う。店舗一覧ページのほうも、ちゃんと現行の4店舗だけになっていた。なんばマルイ店は載っていない。
それでも「まだ開いている」ように見えるページが残っている
ここからが本題だ。閉店を3か所に書き残している一方で、同じ公式サイトの中に、なんばマルイ店がまだ動いているように読めるページが残っていた。
いちばん紛らわしいのが会社概要ページだ。ここには今も、なんばマルイ店の住所・電話番号・営業時間が並んでいる。
| ページ | なんばマルイ店の扱い |
| レポート(2026年1月29日) | 閉店を告知(最終営業日2026年2月25日) |
| 神戸本店ページ 沿革 | 「2026年2月閉店」と明記 |
| 梅田店・あべの店 年表 | 「(2026年2月に閉店)」と明記 |
| 店舗一覧ページ | 掲載なし(現行4店舗のみ) |
| 会社概要ページ | 住所・電話・営業時間・定休日「なし」を掲載したまま |
| 買取方法ページ | 店頭買取の見出しに「難波店」が残る |
| トップページ | 「予約する(なんば)」ボタンが残る |
出典:楽器買取Qsic 公式サイトの各ページ(2026年9月5日〜6日に確認)。サイトの記載は随時更新されるため、閲覧時点で状況が変わっている可能性があります。
会社概要ページの記載を具体的に書くと、こうなる。
- 所在地欄に「なんばマルイ店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波3-8-9 なんばマルイ6階」
- 電話番号欄に「なんばマルイ店:06-6537-9973」
- 営業時間欄に「[なんばマルイ店] 全日 :11時~20時」
- 定休日欄に「なんばマルイ店:なし」
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 会社概要ページ(2026年9月5日確認)
「定休日なし」とまで書いてある。この欄だけを見た人が、年中無休で開いている店だと思うのは無理もない。



いや待って、じゃあ俺その電話番号にかけるとこだったんだけど



だろ? これが今日いちばん言いたかったことだ
おもしろいのは、その会社概要ページ自身が答えを持っていることだ。「なんばマルイ店店舗情報」というリンクが付いているんだが、その先は開かない。
リンク先はページが存在せず、HTMLを見るとリンク切れの印が自動で付いていた。他の4店舗のリンクは全部きちんと開く。
閉店の記録は、告知・沿革・年表と3か所に残されている。店舗一覧も正しく4店舗に直っている。隠す意図があるなら、沿革から消すのがいちばん簡単だ。それをやっていない。
起きているのはページごとに更新のタイミングが違うという、規模の大きいサイトならどこでも起こることだ。責める話ではなく、使う側が知っておけば避けられる話として書いている。
だから「行く前に電話」が効く。1分で終わる
この話は、Qsicだけの話に閉じない。もっと広く効く教訓がある。
店舗情報は書いた瞬間から古くなっていく。まとめ記事はもちろん、公式サイトですらページによって差が出る。悪意の問題じゃない。更新の順番の問題だ。
会社概要ではなく店舗一覧を見る。今回のケースでは、こちらが正しく4店舗になっていた。
個別ページが開かない店は、何かが変わっている合図だ。今回もそれで分かった。
「今日やってますか」「これ見てもらえますか」の2つを聞く。楽器を積む前に済ませておく。
大阪の楽器店を1軒ずつ当たったときの話は【大阪】楽器買取で最初に決めるのは業者じゃなく「何曜日か」にまとめてある。曜日で詰む話はあっちのほうが詳しい。
梅田店の定休日は「奇数月の第3木曜」。年に6日しかない
閉店の次は、開いている店の話だ。ここにも1つ、知らないと確実に踏むやつがある。
梅田店の定休日を公式で見ると、こう書いてある。
定休日 奇数月の第3木曜日
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 梅田店ページおよび店舗一覧ページ(2026年9月5日確認)
「毎週水曜」なら覚えられる。だが奇数月の第3木曜は年に6日しかない。1月・3月・5月・7月・9月・11月だ。



年に6日って、逆に当たる確率は低いですよね?



そこだ。低いからこそ、誰も調べないまま行くんだよ
毎週決まった曜日なら、行く前に頭をよぎる。だが年6日のイレギュラーは頭をよぎりすらしない。それが怖い。しかも梅田店はホワイティうめだの地下だ。ギターを担いで地下街まで降りてから気づくことになる。
この定休日は2026年9月5日時点でも同じ表記のままだった。振替や例外についての追記は見当たらなかった。
曜日を気にしなくていい売り方もある
ここまで曜日の話をしてきたが、そもそも曜日を気にしなくていい方法もある。持ち込まずに、来てもらうやり方だ。
出張なら、あんたの都合の日を先に言える。店の定休日カレンダーを覚える必要がそもそもない。
大阪の店舗を数えたときは、堺・心斎橋・門真の3店がいずれも年中無休と公式に記載されていた(2026年8月15日確認)。持ち込みたい派にも逃げ道はある。
査定だけ受けて断ってもいい。断り方に不安があるなら出張買取は査定だけで断れる?を先に読んでおくといい。
神戸本店は、平日と土日祝で開店時間が違う
定休日を調べて安心するのはまだ早い。Qsicにはもう1つ、時間帯の落とし穴がある。神戸本店だけ、開く時間が日によって違うんだ。
・店舗の開店~閉店時間:
平日 :12時~19時
土日祝:11時~19時30分
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 神戸本店ページ(2026年9月5日確認)
平日は12時まで開かない。午前中に三宮へ出て、ついでに寄ろうとすると空振りする。逆に土日祝は11時開店で、閉まるのも19時30分と30分遅い。休みの日のほうが枠が広いという珍しい形だ。
- 定休日は水曜(祝日の場合は翌日に振替と記載)
- メール・電話の応対は11時~19時30分で、店の開店時間とは別枠
- WEB経由の問い合わせは24時間受付と記載
つまり平日11時台は、電話はつながるが店は開いていない。この30分〜1時間のズレは、現地で待つとけっこう長い。
兵庫の店を回ったときの記録は【兵庫】楽器買取の最初の分かれ道は、三宮に出られるかどうかに置いてある。
4店舗を並べると、年中無休と定休日ありが2対2で割れる
ここまで梅田店と神戸本店を個別に見てきた。4店まとめて並べると、もっとはっきりした形が出てくる。
同じ会社なのに、休みのルールが店ごとに違う。しかもきれいに2対2で割れていた。
| 店舗 | 所在地 | 営業時間 | 定休日 |
| 神戸本店 | 神戸市中央区三宮町1丁目8-1 さんプラザ3階 | 平日12:00〜19:00 土日祝11:00〜19:30 | 水曜(祝日は翌日振替) |
| 梅田店 | 大阪市北区茶屋町 ホワイティうめだ地下1階 プチシャンエリア | 10:00〜21:00 | 奇数月の第3木曜 |
| みのおキューズモール店 | 箕面市西宿1丁目17番22号 みのおキューズモール EAST1 | 10:00〜20:00 | なし |
| あべのキューズモール店 | 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 あべのキューズモール3階 | 10:00〜21:00 | なし |
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 各店舗ページおよび店舗一覧ページ(2026年9月5日確認)。営業時間・定休日は変更されることがあるため、来店前に必ず公式ページで最新の情報を確認してください。
商業施設に入っている2店は定休日なし。路面や地下街の2店には定休日がある。施設の営業日に合わせている、と考えると筋は通る。



じゃあ迷ったらキューズモールのほう行けばいいってこと?



曜日を外したくないならな。車で行くならなおさらそっちだ
車で運ぶなら、駐車場の記載があるのは1店だけだった
アンプやドラムを積んでいくなら、駐車場の有無で行き先が決まる。4店を見比べたら、扱いがはっきり分かれていた。
あべのキューズモール店のページには、こう書いてある。
無料サービスのある駐車場も完備していますし、電車の場合でも駅から直結しています。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト あべのキューズモール店ページ(2026年9月5日確認)
一方、神戸本店のアクセスページには逆の記載があった。「※当店は駐車場サービス店舗の対象外でございます。」と明記されている。
- あべのキューズモール店:無料サービスのある駐車場の記載あり。駅から直結とも明記
- 神戸本店:駐車場サービスの対象外と明記。さんプラザの駐車場が最寄りと案内
- 梅田店・みのお店:自店の駐車場条件についての記載は確認できなかった
梅田店とみのお店は「駐車場がない」のではない。ページ上で確認できなかったというだけだ。ここは電話で聞いたほうが早い。
ちなみに神戸本店のアクセスページには、さんプラザ駐車場の車両制限まで書いてある。高さ1.7m・幅2.0m・長さ4.9m・重量2.0tだ。ハイエースだと入らない可能性がある数字だな。
買取方法は3つ。ただし出張が届くのは9府県だった
ここが今回いちばん誤解されやすいところだと思う。Qsicは宅配・店頭・出張の3方式を用意しているが、3つとも全国対応というわけじゃない。
まず宅配。これは公式に全国と書かれている。
全国から送料無料(当店着払い)でお送りいただける、お客様のご利用数が最も多いサービスです。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト「選べる3つの買取方法」ページ(2026年9月5日確認)
問題は出張のほうだ。申込フォームの都道府県プルダウンを開くと、選べるのは9府県しかない。
| 区分 | 都道府県 |
| 条件の注記なし | 大阪府/兵庫県/奈良県/京都府 |
| 「*」付き(条件が厳しい場合あり) | 滋賀県/和歌山県/岡山県/徳島県/香川県 |
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 出張買取ページの申込フォーム選択肢(2026年9月5日確認)
公式にも、エリア外だとどうなるかがはっきり書いてある。
「自分の地域がない!」
→ご訪問のエリア外です。宅配買取か持込買取をご利用ください。
出典:同上(2026年9月5日確認)
関西の2府4県に、岡山・徳島・香川を足した形だ。「関西限定」と言い切ると不正確だが、全国でもない。



関東に住んでいたら、出張は選べないということですね



そういうことだ。宅配に回るか、別の業者を当たるかになる
もう1つ、出張には条件が設定されていると明記されている。ただし中身の数値は公開されていない。
お気軽にご利用いただきたい出張買取ですが、ご訪問には条件を設定させていただいております。
出典:同上(2026年9月5日確認)
最低金額や最低点数といった具体的な基準は、2026年9月5日時点の公式サイトでは確認できなかった。小型・少数だと店頭か宅配を案内される場合があるとは書かれている。
混み合っているときは引き取りまで2週間ほど待つ場合があると公式に書かれている。引っ越しの期日が決まっている人は、逆算して早めに動いたほうがいい。
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| 出張買取査定士が自宅に来る | 宅配買取ダンボールで送る | 店頭買取店舗に持ち込む | |
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | S 楽器買取に最適 |
B | A |
| 手軽さ | ◎ 自宅で完結電話1本で予約→自宅で待つだけ | △ 梱包が手間梱包→発送→入金まで数日 | △ 運搬が必要重い楽器を自分で運ぶ必要あり |
| 査定スピード | ◎ 最短30分〜即日その場で査定→即現金 | ✕ 数日〜1週間到着後に査定→振込 | ◎ 即日その場で査定→即現金 |
| 費用 | 無料出張料・査定料0円 | 無料送料・ダンボール無料の業者あり | 交通費は自己負担ガソリン代・駐車場代など |
| 大型楽器 (ピアノ・ドラム等) |
◎ 最適重くても運ぶ必要なし | ✕ 難しい梱包・配送のリスク大 | ✕ 難しい車への積み込みが大変 |
| 小型楽器 (エフェクター等) |
◎ 対応可 | ◎ 最適小さいので梱包が楽 | ◎ 対応可 |
| 配送時の 破損リスク |
◎ リスクなし目の前で査定するため | ✕ リスクあり配送中にネック折れ等の可能性 | △ 自分で注意運搬時の取り扱い次第 |
| 価格交渉 | ◎ しやすい対面で査定理由を聞ける | ✕ しにくい電話やメールでのやり取り | ◎ しやすいその場で交渉可能 |
| キャンセル | ◎ 無料納得いかなければその場で断れる | △ 返送料に注意業者によっては返送料自己負担 | ◎ 無料そのまま持ち帰ればOK |
| 対応エリア | 全国対応主要業者は全国出張可能 | 全国対応どこからでも発送可能 | 店舗がある地域のみ近くに店舗がないと利用不可 |
| 一度に売れる数 | ◎ 制限なし何点でもまとめて査定OK | △ ダンボールの数大量だと箱数が増え手間も増える | △ 運べる分だけ車に積める量が上限 |
| メリット まとめ |
・自宅にいるだけでOK ・大型楽器も対応 ・その場で現金受け取り ・破損リスクゼロ ・まとめて大量に売れる |
・対面不要で気楽 ・忙しくても時間を選ばない ・小型楽器に向いている ・全国どこでもOK |
・その場で現金受け取り ・対面で価格交渉できる ・自分のペースで持ち込める ・査定を目の前で見れる |
| デメリット まとめ |
・自宅に人を入れる必要あり ・日程調整が必要 ・在宅している必要がある |
・梱包が面倒 ・配送中の破損リスク ・査定まで数日かかる ・価格交渉がしにくい |
・重い楽器を自分で運ぶ ・近くに店舗がないと利用不可 ・移動時間と交通費がかかる |
| こんな人に おすすめ |
・ギターやピアノなど大きい楽器を売りたい ・複数の楽器をまとめて売りたい ・楽に高く売りたい人 |
・エフェクターやマイクなど小型機材を売りたい ・人と会わずに売りたい ・近くに業者がない地域の人 |
・すぐ現金が欲しい ・自分の目で査定を確認したい ・近くに専門店がある人 |
※査定スピードは各社公式サイトの表記です(2026年8月4日確認)。実際の対応時間はエリア・時間帯・混雑状況により異なります。各業者により対応状況が異なります。詳しくは各公式サイトでご確認ください。
未成年は宅配買取が使えない
学生が機材を整理するケースは多いので、ここは先に触れておく。買取規約の第20条に年齢の条件が定めてある。
18歳未満のお客様:店頭買取では保護者の同意が必要です。
18歳未満のお客様:宅配買取はご利用いただけません。保護者の方が代わりに買取をお申し込みください。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 買取規約 第20条(2026年9月5日確認)
本人確認は古物営業法に基づいて実施すると規約に明記されている。現住所が印字された身分証がいる、という部分はどの業者でも同じだ。
- 健康保険資格確認書とパスポートは対面のときだけ有効。宅配では使えないと記載
- 健康保険証とマイナンバーの通知カードはどちらも不可
- 使えるのは「公的機関が発行する、有効期限内の、氏名・生年月日・現住所が印字されているもの」
価格表は124行すべてに、楽器の種類が付いていた
営業条件の話が続いたので、中身の話をする。Qsicは買取価格の一覧表を公開している業者だ。その作り方に、はっきりした特徴があった。
金額そのものはここには書かない。見てほしいのは表の作り方のほうだ。トロンボーンのページを開くと、YAMAHA・Bach・C.G.CONN・KINGの4ブランドに分かれた表が並んでいる。データ行は全部で124行あった。
- YAMAHA 30行/Bach 52行/C.G.CONN 19行/KING 23行
- 状態は中古品・美品・新品同様の3区分に分かれている
そして124行すべての末尾に種類が付いている。テナー/テナーバス/バスの3種だ。付記のない行は0件だった。
| 表に並んでいる型番 | Qsicの種別付記 |
| Bach 42 GL/42 GB/42 SP | テナー |
| Bach 42B GL/42B GB/42B SP | テナーバス |
| KING 3B | テナー |
| KING 3BF | テナーバス |
出典:楽器買取Qsic 公式サイト トロンボーン買取価格一覧表(2026年9月5日確認)。金額は転記していません。
「42」と「42B」で行が分かれている。末尾のB一文字で、テナーとテナーバスに振り分けられているわけだ。さらに仕上げ記号のGL・GB・SPでも行が分かれる。同じ42でも3行あるということになる。



細かすぎない? そこまで分ける必要ある?



ある。その一文字で物が変わるからな。売る側にも得な話だ
この粒度はトロンボーンだけじゃなかった。トランペットのYTR-2330とYTR-2330S、ホルンのYHR-567とYHR-567D、ファゴットのYFG-811とYFG-811Cも別行だ。
管楽器8ページを合計するとおよそ707行あった。ここまで細かく並べている買取業者は、そう多くない。
ただし業者の種別表記と、メーカーの分類は一致しないことがある
粒度が細かいのはいいことだ。ただ1つ、知っておいたほうがいい注意点も見つかった。ヤマハのYSL-354Vという機種がある。Qsicの価格表では「YAMAHA YSL-354V テナー」と表記されている。
一方、ヤマハ公式のトロンボーン・ラインナップでは、この機種はテナートロンボーンの並びにない。「バルブトロンボーン」という別の見出しの下に置かれている。
ピストン式で操作がしやすいバルブトロンボーン。
出典:ヤマハ公式サイト YSL-354V 製品ページの製品説明(2026年9月5日確認)
買取業者の表は売れ筋の並びで作られることが多い。メーカーの分類は構造で分ける。目的が違えば、同じ楽器の呼び方が変わるのは普通にある。
大事なのはあんたが自分の楽器をどう伝えるかだ。種類の名前で探すより、ケースやベルに刻んである型番をそのまま伝えるほうが早いし、話がずれない。
トロンボーンを売るときの業者ごとの分け方の差は、トロンボーン買取で3段階に整理してある。チューバ買取やサックス買取も同じ考え方で見ればいい。
管楽器なら、専門で見ている業者を1社まぜておく
型番の一文字で行が変わる世界だ。見る人によって結果が変わるということでもある。
だから管楽器や弦楽器なら、2社目に専門店を置いておくと比較の軸ができる。管弦屋は買取実績745件のうち708件(95.0%)が管楽器・弦楽器だった。
注意点を1つ。管弦屋に店頭買取はない。買取方法は出張と宅配の2つだ。持ち込む前提で読まないでくれ。
実績の内訳や口コミの数は管弦屋の口コミは4媒体で2件だけで全部数えている。管楽器全体の売り方は管楽器買取おすすめ業者にまとめた。
梱包資材とハードケースの貸出は、「無料」と「有料」が両方書いてある
宅配で送るときに助かるのが、梱包資材とハードケースの貸出だ。ギターを裸で送るわけにはいかないからな。
このサービス、条件を追いかけるとページによって書き方が違った。ここも実害が出やすいので、原文のまま並べる。まず宅配買取ページ側。こう書いてある。
このようなお客様へは無料で梱包資材やハードケースの貸し出しをおこなっております。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 宅配買取ページ(2026年9月5日確認)
次に、そのリンク先である貸出ページ側。同じサービスの説明だ。
誠に恐れ入りますが、無料枠に達しない分につきましては有料となります。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 梱包資材・ハードケース貸出ページ「ご注意事項」(2026年9月5日確認)
矛盾しているように見えるが、貸出ページを読むと仕組みが分かる。買取金額に応じて無料枠が増える方式なんだ。つまり「条件を満たせば無料」であって、「いつでも無条件に無料」ではない。入口の1文だけで判断すると外すタイプの説明だ。



入口のページだけ読んで申し込む人、多そうですね



そこだ。しかもこのサービス、もっと重い条件が付いてる
貸出を使うと、その時点でキャンセルできなくなる
ここは記事全体でいちばん見落としてほしくない条件だ。料金の話より重い。
当サービスをご利用いただいた場合は(当店から梱包資材・ハードケースを発送した時点で)、買取のキャンセルはお受けいたしかねますので、予め十分にご検討の上ご利用ください。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 梱包資材・ハードケース貸出ページ「ご注意事項」(2026年9月5日確認)
普通の宅配買取なら、最終査定を見てから断れる。だが貸出を使うと、資材が発送された時点で締め切られる。楽器がまだ手元にある段階で、もう引き返せなくなるということだ。タイミングが普通より早い。
- 貸出には事前査定の完了が必要(査定前には借りられない)
- 発送先は身分証明書に記載の住所のみ。身分証のコピー送付が要る
- 返送しない場合は資材・ケースの相当代金と送付時の送料が請求される
- ギター以外に、シンセサイザーやヘッドアンプ用の資材も送付可能と記載
出典:同上(2026年9月5日確認)
まとめると、貸出は「もう売ると決めた人」向けのサービスだ。迷っている段階なら、自分で箱を用意して送るほうが選択肢を残せる。
返送してもらう場合の送料は自己負担と書かれている
貸出を使わない普通の宅配なら、査定額に納得できなければ返してもらえる。その場合の送料の扱いも明記されていた。
何らかのご理由で商品をご返送させていただく場合の送料はお客様負担とさせていただいております。
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 宅配買取ページ「商品返品時の送料」(2026年9月5日確認)
これ自体は珍しくない。ただ行きは無料でも帰りは有料という非対称は、先に知っておくと腹が立たない。送る前の事前査定を、できるだけ正確にやっておくほうが得だという話でもある。状態を盛らずに伝えるのが結局いちばん早い。
第三者の口コミは、買取より販売のほうが多かった
評判を調べるなら、件数の母数を先に見たほうがいい。Qsicは媒体をまたいで数えると、はっきりした偏りがあった。
買取についての第三者口コミで、まとまった数があるのはヒカカク!の1媒体だけだった。
| 媒体 | 対象 | 口コミ数 | 評価 |
| ヒカカク! | 買取 | 42件 | 4.14/5.00 |
| ウリドキ | 買取 | 1件 | 4.7 |
| エキテン | 買取(神戸三宮) | 1件 | 3.22 |
| みん評 | — | 専用ページを確認できず | |
| Yahoo!ショッピング | 販売 | 70件 | 4.87 |
出典:各媒体のQsic該当ページ(いずれも2026年9月5日確認)。Googleクチコミは対象外としています。
販売のレビューのほうが件数が多い。これはQsicが買取専門ではなく、販売もやっている店だからだ。買った人の感想と、売った人の感想は別物だ。評価の高さだけを見て混ぜないほうがいい。
ヒカカク!の42件の内訳を見る
平均点だけ見ても中身は分からない。星の分布まで見ると、傾向が見えてくる。
- 星5:23件/星4:9件/星3:6件
- 星2:1件/星1:3件
- ネガティブ寄り(星1・2)は4件で、全体の約9.5%
出典:ヒカカク! Qsic(キュージック)のクチコミ一覧(2026年9月5日確認)
ポジティブ側の投稿には、こういう趣旨のものがあった。
とにかくすべてが早く丁寧でした。
出典:ヒカカク! 投稿者の口コミより1文を引用(2026年7月13日投稿/2026年9月5日確認)。個人の感想であり、同じ対応や同じ結果を保証するものではありません。
ネガティブ側は、テーマが1点に集中していた。
ただ事前査定と買取額がかけ離れていて落胆しました。
出典:ヒカカク! 投稿者の口コミより1文を引用(2026年9月5日確認)。個人の感想であり、同じ対応や同じ結果を保証するものではありません。
ネガティブ寄り4件のうち複数が事前査定と本査定の差を挙げていた。これは業界全体で起きることで、Qsic固有の話ではない。
ネックの反り、フレットの減り、電装のガリ、管の凹みや半田の浮き。現物を触って初めて分かる項目は必ずある。事前査定はあくまで見込みだ。
だから申告のときは悪いところを先に書くほうがいい。隠しても現物で必ず出る。先に書いた分だけ、差が縮まる。
なお同じ「gakkikaitori」という文字列でも、みん評に200件の口コミがある「楽器の買取屋さん」はQsicとは別の会社だ。ここは取り違えやすいので注意してほしい。
会社情報と許可番号を、公的資料で照合した
口コミの数が少ない業者ほど、会社の情報を自分で確かめる価値が上がる。口コミは書いた人の運も混ざるが、登録情報は混ざらないからだ。
| 項目 | 公式の記載 |
| 運営会社 | 株式会社LUXTIS(ラグティス) |
| 代表者 | 櫻井高幸 |
| 創業/設立 | 2005年3月/2007年3月 |
| 古物営業許可 | 兵庫県公安委員会 第631160700008号 |
| 特別国際種事業者 | 第06075号 |
| 事業内容 | 音楽機材・楽器の買取・販売 |
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 会社概要ページ(2026年9月5日確認)
この番号を、兵庫県警が公表している古物商の一覧と突き合わせた。番号・社名・URLの3つが一致していた。照合先は兵庫県警察「ホームページを利用して古物取引を行う古物商」の公表資料(令和8年9月2日現在)だ。
- 法人番号:9140001082858(国税庁 法人番号公表サイト)
- 登記上の本店:兵庫県宝塚市大吹町5番11号
- 公式サイトが「所在地」として載せているのは神戸本店(営業の拠点)



あれ、公式に載っている住所は神戸ですよね?



いいところに気づいたな。だがこれは食い違いじゃない
登記上の本店は宝塚、営業の拠点が神戸本店だ。運営会社の公式サイトでも本社所在地と営業所在地は分けて書かれている。よくある形で、問題のある話じゃない。
「特別国際種事業者」は象牙を扱うための登録だ
見慣れない番号だと思うが、楽器の買取ではけっこう意味がある登録なので触れておく。これは種の保存法にもとづく制度で、対象はぞう科の牙とその加工品、つまり象牙に限られる。環境省の公式ページで確認した。
- 古いピアノの鍵盤
- 弦楽器の弓のフロッグや先端
- 管楽器の装飾リング
- ギターのナット・サドル・ブリッジピン
この手の象牙部品が入った中古楽器を業として扱うなら、登録がいる。古い楽器ほど当たる可能性がある話だ。登録簿でも実在を確認できた。有効期間の満了は2029年5月8日と記載されている。古い楽器を持っている人には、地味に効く情報だ。
出典:環境省「象牙取引に係る規制について」および一般財団法人自然環境研究センター 特別国際種事業者登録簿(2026年8月4日時点版/2026年9月5日確認)
フリーダイヤルが2つ載っている
もう1つ、電話をかける前に知っておくといいことがある。番号が2種類あるんだ。同じページの中で、サイドバーには0120-239-929、会社概要の表には0120-236-929が載っている。真ん中の3桁が1字だけ違う。
- 0120-239-929:サイドバーの「フリーダイヤル」欄。販売サイトの特定商取引法に基づく表記も同じ番号
- 0120-236-929:ヘッダー・フッター・会社概要の表・神戸本店の店舗情報
- この並びは確認した7ページすべてで同じだった
どちらが現用かは架電していないので断定しない。ただ、かけてつながらなければもう一方を試す価値があるとは言える。
各店舗には固定電話の番号も別に載っている。用件が店舗のことなら、そちらにかけるのが早い。
和楽器はほぼ扱っていない
買取品目の一覧も数えた。品目のページには、扱う物と扱わない物が両方並べてある。弦楽器の欄で和楽器に当たるのは大正琴だけだった。三味線と三線は、はっきり「取扱がない商品」に入っている。
- 取扱がないと明記:バイオリン/ビオラ/チェロ/ウッドベース/ハープ/三味線/三線
- 和楽器で取扱があるのは大正琴のみ
出典:楽器買取Qsic 公式サイト 買取品目一覧(2026年9月5日確認)
ざっくり言えばギター・ベース・管楽器・鍵盤・ドラムの店だと思っておくといい。弦楽器なら別を当たったほうが早い。エレキやベースを売るならギター買取おすすめとベース買取おすすめ3選も合わせて見ておくと、比較の軸が増える。
出張で来てもらうとき、あなたが持っている権利
持ち込みの話が続いたが、出張を選ぶ人もいるはずだ。制度の話を2つだけ置いておく。深追いはしない。
自宅に来てもらう買取は、法律上訪問購入にあたる。クーリング・オフの対象だ。
- 期限は法定書面を受け取った日から8日以内(特定商取引法 第58条の14第1項)
- 対象は出張買取だけ。店頭と宅配は訪問購入にあたらない
- レコード・CD・DVD/大型家電/家具/書籍などは訪問購入の規定の適用外
「契約から8日」でも「買取成立から8日」でもない。書面を受け取った日が起点だ。だから書面は捨てずに置いておく。
業者名でトラブルを調べる方法は訪問買取トラブルの業者名はどこで調べる?にまとめてある。公的なリストの引き方の話だ。
持って行く前に確認する3つ
ここまでの話を、玄関を出る前の3分でできる形に落とす。順番に意味があるので、この順でやってほしい。
会社概要ではなく店舗一覧ページを見る。個別ページが開かない店は要注意だ。まとめ記事の情報だけで動かない。
梅田店は奇数月の第3木曜、神戸本店は水曜。毎週固定じゃないほうが危ない。カレンダーを見て指で数える。
神戸本店は平日12時、土日祝11時と開店時間が違う。定休日だけ見て午前に行くと待つことになる。
3つとも「その店が悪い」という話じゃない。調べれば分かることを、調べずに動くと損をするという話だ。
そして持ち物。現住所が印字された身分証明書を忘れると、その場で買取自体が成立しない。保険証と通知カードは不可だ。



免許証ならいいんだよな? 財布に入ってるわ



それでいい。ただし住所が今のままかは見ておけよ
引っ越して住所変更を忘れている免許証は、意外と多い。裏面の記載まで見ておくと確実だ。
よくある質問
記事の中で触れきれなかった細かい疑問を、まとめて置いておく。いずれも公式サイトの記載にもとづく内容だ。
- Qsicのなんばマルイ店に持ち込めますか?
-
持ち込めません。公式のお知らせで、2026年2月25日を最終営業日として閉店したことが告知されています(2026年9月5日確認)。現在の店舗は神戸本店・梅田店・みのおキューズモール店・あべのキューズモール店の4店です。
会社概要ページには今も同店の連絡先が残っていますが、店舗一覧ページには掲載されていません。
- 「Qsic」はなんと読みますか?
-
キュージックです。会社概要ページに「中古楽器専門店Qsic(キュージック)」と読み仮名が書かれています。販売サイト側の表記も「キュージック」で一致していました(2026年9月5日確認)。
- 関東に住んでいますが、出張に来てもらえますか?
-
2026年9月5日時点では、出張の申込フォームで関東の都県は選べませんでした。選択肢は大阪・兵庫・奈良・京都・滋賀・和歌山・岡山・徳島・香川の9府県で、うち5県には条件が厳しい場合がある旨の印が付いています。
公式は、エリア外の場合は宅配買取か持込買取を案内しています。宅配は全国対応と記載されています。
- 梱包資材の貸出は本当に無料ですか?
-
条件つきです。宅配買取ページには「無料で梱包資材やハードケースの貸し出しをおこなっております」とありますが、貸出ページの注意事項には「無料枠に達しない分につきましては有料となります」と書かれており、買取金額に応じて無料枠が増える方式です。
また、資材が発送された時点で買取のキャンセルができなくなると明記されています(いずれも2026年9月5日確認)。
- 査定額に納得できなかったら返してもらえますか?
-
返送は可能ですが、送料は自己負担と記載されています。宅配買取ページに「何らかのご理由で商品をご返送させていただく場合の送料はお客様負担とさせていただいております」とあります。
ただし梱包資材・ハードケースの貸出を利用した場合は、発送時点でキャンセルができないと別途明記されているため、扱いが変わります(2026年9月5日確認)。
- バイオリンや三味線も売れますか?
-
買取品目一覧では「取扱がない商品」に入っています。バイオリン・ビオラ・チェロ・ウッドベース・ハープ・三味線・三線が取扱なしと記載されていました。和楽器で取扱があるのは大正琴のみです。
ただし公式は「一覧に載っていなくても相談を」とも書いているので、判断が難しい品は問い合わせるのが早いです(2026年9月5日確認)。
- 高校生でも売れますか?
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18歳未満は宅配買取が使えません。買取規約の第20条に「18歳未満のお客様:宅配買取はご利用いただけません。保護者の方が代わりに買取をお申し込みください。」と定められています。店頭買取は保護者の同意書が必要です(2026年9月5日確認)。
- 駐車場のある店はどこですか?
-
あべのキューズモール店に「無料サービスのある駐車場も完備」との記載があります。一方、神戸本店のアクセスページには「当店は駐車場サービス店舗の対象外でございます」と明記されています。
梅田店とみのおキューズモール店については、自店の駐車場条件を述べた記載を2026年9月5日時点で確認できませんでした。車で行くなら事前に電話で聞くのが確実です。
まとめ:情報が古くなるのは、あんたのせいじゃない
長くなったので、持って帰ってほしいところだけ絞る。
- Qsicの店舗は現在4店。なんばマルイ店は2026年2月25日を最終営業日として閉店している
- 公式は閉店を告知・沿革・年表の3か所に残している。隠していない
- それでも会社概要・買取方法・トップには古い記載が残っている。行く前に店舗一覧を見る
- 梅田店は奇数月の第3木曜、神戸本店は水曜かつ平日12時開店
- 出張は9府県。宅配は全国。持ち込みは4店
- 価格表は細かい。型番を型番のまま伝えるのがいちばん早い
今回いちばん腹に落ちてほしいのは、公式サイトですらページで差が出るという事実のほうだ。
Qsicは閉店をきちんと書き残していた。それでも、別のページには古い情報が残っていた。ちゃんとやっている店でもこうなるということだ。



じゃあ、どの店を調べるときも同じことが起きうるんですね



そういうこと。だから電話1本なんだ。1分で済むだろ
俺は昔、祖父の遺品の真空管アンプを「古くて値段つきません」の一言でタダ同然で渡した。調べれば分かったことを、調べなかっただけだ。
あのときの帰り道の感じは、いまだに思い出せる。だからこうやって、しつこく数える記事を書いている。
持ち込みが向かない日は、来てもらえばいい
ここまで読んで「曜日も時間も面倒だな」と思ったなら、それはまっとうな感想だ。持ち込みには持ち込みのコストがある。
アンプやドラムみたいにひとりで運べない物なら、なおさら出張のほうが早い。店の営業日を調べる作業自体がまるごと消える。
1社で決めなくていい。2社に出して並べると、その楽器の位置が見えてくる。それだけで判断の材料は倍になる。
店の数を数える話をもっと読みたいなら、中古楽器堂の評判で51店の営業注記を全部読んでいる。同じやり方でハードオフ買取ひどいの正体も検証した。



結局のところ、損する人と損しない人の差は「調べたかどうか」だけなんだ
あの楽器は、あんたが思っているより長く待ってくれている。調べてから出せば、価値は守れる。俺の屍を越えてくれ。

