「子どもが独立してから、リビングのアップライトピアノがずっとそのまま…。弾く人もいないのに、場所だけ取って困っている」
「いつか売ろうと思いつつ、どの業者に頼めばいいのか分からないし、安く買い叩かれたらイヤだな…」
そんなふうに悩んでいる方、実はとても多いんです。
ピアノは家具の中でも飛び抜けて大きくて重い存在。「思い出が詰まっているから簡単には手放せない」という気持ちもよく分かります。
この記事では経験と徹底的なリサーチをもとに、2026年最新のピアノ買取おすすめ業者7社を口コミ・手数料・対応エリアまで完全比較しています。
読み終えるころには、「どの業者に頼めばいいか」「自分のピアノはいくらで売れるか」がはっきり分かり、納得の価格で気持ちよくピアノを送り出せるはずです。
スッキリした部屋と、ちょっと嬉しい臨時収入を手に入れましょう。
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ピアノ買取おすすめ業者7選【2026年最新】

まずは、数あるピアノ買取業者の中から信頼性・買取価格・利用者の口コミを総合的に評価して厳選した7社を紹介します。
「いきなり7社も見るのは大変…」という方のために最初に比較表で全体像をつかんでいただき、そのあと各社の詳細を順番に解説していきます。
【比較表】おすすめ7社の特徴・手数料を一覧で比較
結論から言うと、7社すべてが出張費・搬出費無料です。
ただし対応エリアや取り扱いピアノの種類、独自の強みが異なるため、ご自身の状況に合った業者を選ぶことが重要です。以下の比較表で、まずは全体像を把握してください。
| 業者名 | 出張費 | 搬出費 | 対応エリア | 対応ピアノ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| タケモトピアノ | 無料 | 無料 | 全国 | アップライト・グランド | 買取台数日本一・CMでおなじみ |
| ピアノの買取屋さん | 無料 | 無料 | 全国 | 全種類 | 古い・壊れたピアノもOK |
| ピアノワン | 無料 | 無料 | 全国 | アップライト・グランド | 買取価格を事前公開 |
| 楽器高く売れるドットコム | 無料 | 無料 | 全国 | 全種類 | 東証プライム上場企業が運営 |
| 総合買取 華丸 | 無料 | 無料 | 関東・関西 | 全種類 | 即日現金対応 |
| ピアノパワーセンター | 無料 | 無料 | 全国 | アップライト・グランド | 高額買取の実力派 |
| 買取王子 | 無料 | 無料 | 全国 | 全種類 | 他の不要品もまとめて売れる |
表を見ると、全国対応の業者がほとんどですが、「総合買取 華丸」だけは関東・関西限定なので、それ以外の地域の方は注意してください。また、電子ピアノも売りたい場合は「対応ピアノ:全種類」の業者を選ぶ必要があります。
それでは、各業者の詳細を見ていきましょう。
①タケモトピアノ 買取台数日本一の安心感

ピアノ買取で最初に検討すべきは、業界No.1の実績を持つタケモトピアノです。テレビCMの「ピアノ売ってちょうだい♪」でおなじみの同社は、年間買取台数が日本一。全国どこでも出張費・搬出費ともに無料で対応してくれます。
なぜおすすめなのかというと、買取台数が圧倒的に多い=それだけ販売ルートが豊富ということ。
特に海外への輸出ルートが充実しているため、国内では値がつきにくいモデルでも買取対象になるケースがあります。
利用者の70%以上が買取価格に満足しているというデータもあり、初めてピアノを売る方でも安心して任せられるでしょう。
- 対応ピアノ:アップライト・グランドピアノ
- 対応エリア:全国
- 出張費・搬出費:無料
- 強み:買取台数日本一、海外輸出ルートが豊富
こんな人におすすめ
- 初めてピアノ買取を利用するので、大手の安心感がほしい方
- 知名度のある業者に頼みたい方
- ヤマハ・カワイのアップライトまたはグランドピアノを売りたい方
30年前のヤマハU1Hを査定に出したら、思っていたよりずっと高い金額を提示されたとのこと。搬出もスムーズで、スタッフの方がとても丁寧だったそうです。
注意点としては、電子ピアノは買取対象外という点です。
電子ピアノを売りたい場合は、後述する「ピアノの買取屋さん」や「楽器高く売れるドットコム」など全種類対応の業者を選びましょう。
②ピアノの買取屋さん 古い・壊れたピアノでも相談OK

「うちのピアノ、かなり古いけど売れるのかな…」と不安な方に最もおすすめなのが、ピアノの買取屋さんです。
創業15年・累計買取件数10万件超の実績を持ち、自社工房で修理・整備ができるため、30年以上前のモデルや多少の故障があるピアノでも買い取ってもらえる可能性があります。
自社工房を持っている業者は、外部に修理を委託する業者と比べて修理コストが低く済むため、その分買取価格に上乗せできるという仕組みです。
他社で断られたピアノでも、まずはこちらに相談してみる価値があります。
アップライト・グランドはもちろん、電子ピアノまで全種類に対応しているのも心強いポイントです。
- 対応ピアノ:全種類(アップライト・グランド・電子ピアノ)
- 対応エリア:全国
- 出張費・搬出費:無料
- 強み:自社工房完備、古い・壊れたピアノも買取可能
こんな人におすすめ
- 30年以上前の古いピアノを売りたい方
- 鍵盤の一部が壊れている、音が出ないなど故障があるピアノを持っている方
- 他社で買取を断られた経験がある方
40年前のカワイのピアノ、他の業者2社に断られたのにここでは値段がついたとそうです。正直ゼロ円覚悟だったので、本当にびっくりしたとの声あり。
注意点としては、状態や機種によっては買取ではなく無料引取りになるケースもあるということ。
ただし、処分費用がかかるよりは無料で引き取ってもらえるだけでもメリットは大きいので、まずは査定を依頼してみることをおすすめします。
③ピアノワン 買取価格を事前に公開する透明性

「査定を頼む前に、だいたいの買取価格を知りたい」という方にぴったりなのがピアノワンです。
同社の最大の特徴は、主要モデルの買取価格目安をWebサイト上で事前公開していること。年間1,000台以上の買取実績があり、価格の透明性においては業界トップクラスと言えます。
なぜ価格の事前公開が重要なのかというと、ピアノ買取では「電話では高い金額を言われたのに、当日になって大幅に減額された」というトラブルが少なくないからです。
ピアノワンは事前に提示した金額からの減額時にキャンセル料が無料なので、安心して査定を依頼できます。いわば買取業者との情報格差を解消してくれる存在です。
- 対応ピアノ:アップライト・グランドピアノ
- 対応エリア:全国
- 出張費・搬出費:無料
- 強み:買取価格を事前公開、減額時キャンセル無料
こんな人におすすめ
- 事前に買取価格の目安を知ったうえで判断したい方
- 減額トラブルを避けたい方
- 納得いかなければキャンセルしたい方
サイトで事前に価格を確認できるのが安心材料になります。実際の査定額もほぼサイト通りで、不信感なく取引できるでしょう。
注意点としては、電子ピアノは対応していないこと。また、公開されている価格はあくまで「目安」であり、ピアノの状態や設置環境によって変動する可能性はあります。それでも、他社のように査定してみるまで全く金額が分からないという不安がないのは大きなメリットです。
④楽器高く売れるドットコム 上場企業運営の信頼感

企業としての信頼性を最重視するなら、楽器高く売れるドットコムが最有力候補です。運営元は東証プライム上場企業のマーケットエンタープライズで、コンプライアンス体制がしっかりしているため、個人情報の取り扱いや契約内容の透明性において安心感があります。
上場企業が運営しているということは、株主や監査法人の目があるため、悪質な買取行為や不当な減額をしにくい環境にあるということ。実際、出張買取・宅配買取・店頭買取の3方式に対応しており、利用者の都合に合わせて柔軟に対応してくれます。アップライト・グランドピアノだけでなく、電子ピアノやキーボードまで全種類に対応しているのも嬉しいポイントです。
- 対応ピアノ:全種類(アップライト・グランド・電子ピアノ・キーボード)
- 対応エリア:全国
- 出張費・搬出費:無料
- 強み:東証プライム上場企業運営、出張・宅配・店頭の3方式対応
こんな人におすすめ
- 運営会社の信頼性を重視する方
- 個人情報の取り扱いが心配な方
- 出張・宅配・店頭から自分に合った方法を選びたい方
上場企業だからということで選びましたが、対応がとにかく丁寧。電話での事前査定から搬出当日まで、不安を感じることが一切ありませんでした。
注意点としては、ピアノ専門業者と比較すると、特定のモデルに対する査定のきめ細かさでは差が出る場合があること。ピアノ専門業者にも並行して見積もりを取り、比較してみることをおすすめします。
⑤総合買取 華丸 即日現金対応のスピード感

「とにかく早く、現金で受け取りたい」という方には、総合買取 華丸が最適です。グランドピアノ・アップライト・電子ピアノの全種類に対応し、さらに壊れていても買い取ってくれる可能性があるという懐の深さが魅力。そして最大の特徴は、即日現金対応であること。搬出当日にその場で現金を受け取れます。
多くの買取業者は銀行振込で、入金まで数日〜1週間ほどかかるケースが一般的です。引っ越しの準備資金にしたい方や、次の楽器の購入資金にすぐ充てたい方には、即日現金というのは非常にありがたいメリットでしょう。
- 対応ピアノ:全種類(壊れていてもOK)
- 対応エリア:関東・関西
- 出張費・搬出費:無料
- 強み:即日現金対応、故障品も買取可能
こんな人におすすめ
- すぐに現金が必要な方(引っ越し費用・次の楽器購入資金など)
- 壊れたピアノでも買い取ってほしい方
- 関東または関西にお住まいの方
引っ越しまで1週間しかなくて焦っていたのですが、電話した翌日に来てくれて、その場で現金をいただけました。対応も親切で助かりました。
最大の注意点は、対応エリアが関東・関西に限定されていること。それ以外の地域にお住まいの方は、全国対応の他社を利用しましょう。また、即日対応は予約状況によっては翌日以降になることもあるため、急ぎの場合は早めに連絡することをおすすめします。
⑥ピアノパワーセンター 高額買取の実力派

「とにかく1円でも高く売りたい」という方が注目すべきなのが、ピアノパワーセンターです。口コミでは「9社に見積もりを出して、ピアノパワーセンターがダントツで最高額だった」という評価があり、高額買取において定評があります。
なぜ高額買取が可能なのかというと、独自の販売ネットワークと、中間マージンを削減するビジネスモデルにあると考えられます。全国対応で出張費・搬出費ともに無料。特にヤマハやカワイの人気モデルを売る場合は、必ず見積もり候補に入れておくべき業者です。
- 対応ピアノ:アップライト・グランドピアノ
- 対応エリア:全国
- 出張費・搬出費:無料
- 強み:口コミで「9社中ダントツ最高額」の実績
こんな人におすすめ
- 買取価格の高さを最優先したい方
- ヤマハ・カワイの人気モデルを持っている方
- 複数社に見積もりを取って最高額を狙いたい方
ヤマハU3Aの見積もりを9社から取りましたが、ピアノパワーセンターが他社より5万円以上高かったです。迷わず決めました。
注意点としては、電子ピアノには対応していないこと。また、あくまで口コミベースの評価であり、モデルや状態によって他社のほうが高額になるケースもあります。高額買取を狙うなら、ピアノパワーセンターを含む3社以上で相見積もりを取ることが鉄則です。
⑦買取王子 ピアノ以外もまとめて売れる便利さ

ピアノだけでなく、家の中の不要品をまとめて整理したい方には、買取王子が最も便利です。成約率94.4%という高い数字が示す通り、査定金額に納得して取引を完了する利用者が非常に多いのが特徴。ピアノ以外にも楽器・家電・ブランド品・本・ゲームなど幅広いジャンルをまとめて買い取ってくれます。
引っ越しや大掃除のタイミングでピアノを手放す方は多いですが、そのとき「ついでにあれもこれも売りたい」ということはよくあるもの。業者を1つにまとめられれば、複数の業者とやり取りする手間が省けて、時間も労力も節約できます。
- 対応ピアノ:全種類(アップライト・グランド・電子ピアノ)
- 対応エリア:全国
- 出張費・搬出費:無料
- 強み:成約率94.4%、ピアノ以外の不要品もまとめて買取可能
こんな人におすすめ
- 引っ越し・大掃除でピアノ以外にも売りたいものがある方
- 複数の業者とやり取りするのが面倒な方
- 電子ピアノと一緒に他の楽器や家電も手放したい方
電子ピアノと一緒にギター2本、古いアンプ、本を段ボール3箱分まとめて売りました。全部バラバラの業者に出していたらと思うとゾッとします。一度で済んで本当に楽でした。
注意点としては、ピアノ買取の専門性という意味では、ピアノ専門業者に比べるとやや劣る場合があること。ピアノの買取価格を最大化したい場合は、ピアノ専門業者にも並行して見積もりを取ったうえで、買取王子の「まとめ売り」の利便性と天秤にかけて判断するのがベストです。
【種類・メーカー別】ピアノ買取相場一覧

業者選びの前に、まず知っておきたいのが「自分のピアノはいくらで売れるのか」という相場感です。
相場を知らずに査定に出すと、適正価格より大幅に安い金額で売ってしまうリスクがあります。
ここでは、アップライトピアノ・グランドピアノ・電子ピアノの3種類に分けて、主要メーカー・主要モデルの買取相場を具体的にご紹介します。
アップライトピアノの買取相場(ヤマハ・カワイ)
アップライトピアノの買取相場は、ヤマハの人気モデルで30,000〜170,000円程度が目安です。
日本国内のピアノ買取市場ではヤマハとカワイが圧倒的なシェアを占めており、この2メーカーであれば基本的にどの業者でも買い取ってもらえます。
以下は、主要モデルの買取相場一覧です。
| メーカー | モデル名 | 買取相場 |
|---|---|---|
| ヤマハ | U1H | 30,000〜80,000円 |
| ヤマハ | U3A | 80,000〜125,000円 |
| ヤマハ | UX10Bl | 80,000〜120,000円 |
| ヤマハ | YM5SD | 100,000〜170,000円 |
| カワイ | BL-31 | 20,000〜50,000円 |
| カワイ | US-50 | 30,000〜70,000円 |
ヤマハのU1Hは最も流通量が多いモデルの1つで、製造年代や状態によって30,000〜80,000円と幅があります。
一方、UシリーズやUXシリーズの上位モデルになると80,000円以上の値がつくことも珍しくありません。YM5SDは比較的新しいモデルのため、100,000円を超える高額買取が期待できます。
注意すべきはカワイのアップライトピアノは近年、買取価格が下落傾向にあるという点です。カワイが悪いわけではなく、中古市場での需要がヤマハに偏っていることが主な原因です。
カワイのピアノをお持ちの方は、カワイの買取に強い業者を選ぶか、早めの売却を検討することをおすすめします。
グランドピアノの買取相場(ヤマハ・カワイ)
グランドピアノはアップライトよりも高額で取引され、ヤマハCシリーズなら300,000〜700,000円が相場です。
もともとの販売価格が高い分、買取価格もそれに比例して高くなります。特にヤマハのCシリーズは中古市場でも人気が高く、状態が良ければかなりの高額買取が期待できます。
| メーカー | モデル名 | 買取相場 |
|---|---|---|
| ヤマハ | C3 | 300,000〜600,000円 |
| ヤマハ | C5 | 350,000〜700,000円 |
| カワイ | RX-1 | 150,000〜350,000円 |
ヤマハC3は「グランドピアノの定番」として音大生やピアノ教室で広く使われているモデルで、中古でも引き合いが強いです。
C5はC3よりもサイズが大きく、より豊かな響きが特徴のため、さらに高値がつく傾向にあります。カワイのRX-1もコンパクトなグランドピアノとして人気がありますが、やはりヤマハと比べると相場はやや低めです。
グランドピアノ特有の注意点
グランドピアノはアップライトよりもサイズ・重量ともに大きいため、搬出経路の確認が特に重要です。
玄関や廊下を通らない場合はクレーン車が必要になり、追加費用が発生することがあります。
2階以上に設置している場合は、事前に業者に搬出経路の写真を送っておくと、当日の追加請求を防ぐことができます。
電子ピアノの買取相場(ヤマハ・ローランド・カワイ)
電子ピアノの買取相場は、上位モデルで75,000〜165,000円程度ですが、アコースティックピアノに比べて値下がりのスピードが非常に速いのが特徴です。
電子ピアノは「電子機器」である以上、新しいモデルが出るたびに旧モデルの価値が下がっていくのは避けられません。
| メーカー | モデル名 | 買取相場 |
|---|---|---|
| ヤマハ | CLP-845R | 75,000円程度 |
| ローランド | LX-9-PES | 165,000円程度 |
ローランドのLX-9-PESは電子ピアノの中でもフラッグシップモデルにあたり、新品価格が非常に高いため中古でも比較的高額で取引されています。ヤマハのCLPシリーズはクラビノーバとして知名度が高く、安定した需要があります。
電子ピアノは「売ろうかな」と思った時点が最も高く売れるタイミングです。
アコースティックピアノのように「古くなっても一定の価値が保たれる」ということはなく、1年経つごとに買取価格が目に見えて下がっていきます。
使わなくなった電子ピアノは、迷っているうちに価値が下がり続けますので、早めの売却を強くおすすめします。
電子ピアノは発売から5年を超えると買取価格が大きく下がる傾向があります。「いつか売ろう」ではなく「今すぐ査定」が正解ですよ。
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ピアノ買取業者の選び方5つのポイント

おすすめ業者7社と買取相場が分かったところで、次は「自分にとって最適な業者をどう選ぶか」という判断基準を解説します。
ピアノ買取は人生で何度も経験するものではないため、知識がないまま進めると思わぬ落とし穴にはまることも。以下の5つのポイントを押さえておけば、業者選びで失敗するリスクを大幅に減らせます。
ポイント①:出張費・搬出費・キャンセル料が無料かどうか
業者選びで最初に確認すべきは、出張費・搬出費・キャンセル料がすべて無料かどうかです。
「無料査定」を謳っている業者でも、実は搬出費(ピアノを家から運び出す費用)は別途請求されるケースがあります。買取金額が50,000円でも搬出費に30,000円かかったら、手元に残るのは20,000円。これでは意味がありません。
実際ネット上の口コミを調べてみると、「査定は無料だったけど、搬出費が別途2万円と言われて驚いた」「キャンセルしようとしたら出張費を請求された」という声は少なくありません。
こうしたトラブルを防ぐために、査定を依頼する前に以下の3点を必ず確認しましょう。
今回ご紹介した7社は、いずれも出張費・搬出費が無料です。
ただし、キャンセル料については業者ごとに条件が異なる場合がありますので、電話やWebでの問い合わせ時に「査定後にキャンセルしても費用はかかりませんか?」と一言確認するだけで安心です。
ポイント②:対応エリアと対応ピアノの種類を確認する
対応エリアと取り扱いピアノの種類は、業者選びの大前提として必ず確認が必要です。
どんなに評判の良い業者でも、自分の地域に対応していなかったり、売りたいピアノの種類が対象外だったりしたら、そもそも利用できません。
対応エリアについては、今回ご紹介した7社のうち6社が全国対応ですが、「総合買取 華丸」は関東・関西のみの対応です。東北・北海道・中部・中国・四国・九州にお住まいの方は、華丸以外の6社から選ぶ形になります。
対応ピアノの種類については、意外と見落としがちなポイントです。ピアノ買取業者の多くはヤマハ・カワイのアップライトとグランドピアノが中心で、以下のようなケースでは対応できない業者が多い点に注意してください。
- 電子ピアノ:タケモトピアノ、ピアノワン、ピアノパワーセンターは対象外
- 海外メーカー(スタインウェイ、ベーゼンドルファーなど):専門的な査定が必要なため、対応できる業者が限られる
- キーボード・エレクトーン:ピアノ専門業者では取り扱い対象外のことが多い
電子ピアノを売りたいなら「ピアノの買取屋さん」「楽器高く売れるドットコム」「買取王子」「総合買取 華丸」の4社が候補になります。海外メーカーのピアノについては、まず各業者に問い合わせて対応可否を確認するところからスタートしましょう。
ポイント③:事前査定(Web・LINE・電話)が利用できるか
出張査定を依頼する前に、Web・LINE・電話で事前査定ができる業者を選ぶと、効率的に相見積もりが取れます。
事前査定とは、ピアノのメーカー・モデル名・製造番号・状態などの情報を伝えるだけで、おおよその買取金額を教えてもらえるサービスのことです。
事前査定を活用すれば、自宅に来てもらう前に各社の金額を比較でき、明らかに安い業者は候補から外せます。
出張査定に来てもらってから断るのは気が引ける…という方でも、事前査定なら気軽に複数社の見積もりを取ることができるので、心理的なハードルがぐっと下がります。
事前査定をスムーズに進めるためには、以下の情報を手元に用意しておきましょう。
事前査定に必要な情報
- メーカー名(ヤマハ、カワイ、ローランドなど)
- モデル名・型番(U1H、C3、CLP-845Rなど)
- 製造番号(ピアノの内部に刻印されている番号)
- ピアノの状態(傷・汚れ・故障の有無)
- 設置場所(何階・エレベーターの有無)
特に重要なのが製造番号(シリアルナンバー)です。この番号から製造年やグレードが特定できるため、正確な査定には欠かせません。製造番号の場所はピアノの種類によって異なります。
- アップライトピアノ:天屋根(上のフタ)を開けて、フレーム(金色の鉄骨部分)の上部に刻印
- グランドピアノ:大屋根を開けて、フレームの右奥あたりに刻印
- 電子ピアノ:背面の製品ラベルに記載
製造番号が分からない場合でも、メーカー名とモデル名だけで概算を出してくれる業者もあります。まずは気軽に問い合わせてみましょう。
ポイント④:2階以上・エレベーターなしの場合の特殊搬出費
ピアノが2階以上に設置されていてエレベーターがない場合、通常の搬出費に加えて特殊搬出費がかかる可能性があります。
これは意外と見落としがちなポイントで、この費用を把握していないと「買取金額よりも搬出費のほうが高かった…」という悲しい事態になりかねません。
アップライトピアノは約200〜300kg、グランドピアノは約250〜500kgという重さがあります。1階に設置していて玄関から搬出できるケースであれば追加費用は基本的にかかりませんが、以下のような場合は特殊搬出費が発生します。
- 階段搬出(2階以上・エレベーターなし):5,000〜15,000円程度
- クレーン車使用(窓やベランダからの搬出):15,000〜50,000円程度
- 手吊り作業(クレーン車が入れない場合の人力吊り下ろし):20,000〜40,000円程度
例えば2階のリビングにアップライトピアノを設置していて、階段が狭くて降ろせないケースでは、クレーン車を使って窓から搬出することになります。
この場合、追加費用が15,000〜50,000円かかるため、買取金額が30,000円のピアノだと実質マイナスになってしまうこともあります。
こうした事態を避けるために、事前査定の段階で以下の情報を必ず業者に伝えましょう。
事前にこれらの情報を伝えておけば、当日になって「追加費用がかかります」と言われるリスクを大幅に下げられます。スマホで搬出経路の写真を撮って送るだけでも、業者側の判断がスムーズになりますので、ぜひ実践してください。
ポイント⑤:口コミ・評判と買取実績で信頼性を判断する
最後の判断材料として、口コミ・評判と買取実績を必ずチェックしましょう。
公式サイトにはどの業者も良いことしか書いていませんが、実際の利用者の口コミには「搬出時に壁に傷をつけられた」「電話対応が雑だった」「当日になって大幅に減額された」といったリアルな情報が含まれています。
口コミを確認する際は、以下のポイントに注目してください。
口コミの確認先としては、Googleマップのレビュー、X(旧Twitter)での検索、比較サイトのレビューなどが参考になります。ただし、1件の悪い口コミだけで判断するのは早計です。全体の傾向として高評価が多いかどうかを見ることが大切です。
また、口コミと合わせて買取実績と創業年数も信頼性を測る重要な指標です。累計買取台数が多い業者は、それだけ多くの利用者から選ばれてきた証拠。創業年数が長い業者は、長年にわたって事業を継続できるだけの顧客満足度がある証拠です。
例えばタケモトピアノの「買取台数日本一」や、ピアノの買取屋さんの「累計10万件超」という実績は、一朝一夕で築けるものではありません。
口コミは「星の数」だけでなく、具体的なエピソードが書かれているレビューを重視しましょう。「良かった」の一言だけのレビューより、「搬出の際に養生テープで壁を保護してくれた」のような具体的な内容のほうが信頼できます。
以上の5つのポイントを踏まえて業者を選べば、ピアノ買取で大きな失敗をすることはまずありません。
次の章では、選んだ業者から1円でも高い買取価格を引き出すための具体的なコツをお伝えします。
ピアノを高く売るための5つのコツ

ピアノの買取価格は、ちょっとした工夫で数万円単位で変わることがあります。
ここでは、査定額をできるだけ引き上げるために実践してほしい5つのコツをお伝えします。どれも難しいことではないので、査定を依頼する前にぜひチェックしてみてください。
複数の業者に見積もりを取る(一括査定の活用)
ピアノを高く売るために最も重要なのは、必ず複数の業者から見積もりを取ることです。買取業者はそれぞれ独自の販路や在庫状況を持っているため、同じピアノでも業者によって査定額に10万円以上の差がつくケースは珍しくありません。
なぜこれほどの差が出るのかというと、業者ごとに「今ほしいメーカー・機種」が異なるからです。
ある業者はヤマハのアップライトを多く抱えていて査定が厳しくなる一方、別の業者はヤマハのアップライトを探しているお客様がいて高値を提示してくれる、ということが日常的に起きています。
実際に3社に見積もりを取った方の体験では、最安の業者が15万円だったのに対し、最高額の業者は22万円と、7万円もの差があったそうです。1回の査定にかかる時間はわずか5〜10分程度。3社に依頼しても30分もかかりません。
一括査定サービスを使えば、一度の入力で複数社にまとめて見積もり依頼ができます。最低でも3社、できれば5社程度に査定を出すのがおすすめですよ。
査定前にピアノをきれいに掃除する
査定前にピアノをきれいに掃除しておくだけで、査定額がアップする可能性があります。査定担当者も人間ですから、ピカピカに磨かれたピアノと、ホコリをかぶったピアノでは、第一印象がまったく違います。
見た目がきれいだと「大切に使われてきたピアノだな」という印象を与えます。逆にホコリや汚れが目立つと「管理状態が悪いかもしれない」と判断され、内部の状態まで疑われてしまうことがあるのです。実際の査定では外装の状態は評価項目の一つになっており、目に見える汚れや曇りは確実にマイナスポイントになります。
掃除の方法はそれほど難しくありません。鍵盤は柔らかい布で乾拭きし、ボディ部分も同様に乾いたクロスで磨きます。天板やペダル周りのホコリも丁寧に取り除きましょう。ピアノの内部は、天屋根を開けてできる範囲でホコリを除去する程度で十分です。
注意:研磨剤入りの洗剤やアルコール系クリーナーは絶対に使わないでください。塗装面を傷つけたり変色させたりして、かえって査定額を下げてしまう原因になります。市販のピアノ専用クリーナーか、乾拭きが最も安全です。
付属品・保証書をすべて揃えておく
付属品や保証書が揃っていると、買取額がアップする可能性が高くなります。買取業者は購入後のリセール(再販売)を前提に査定するため、付属品がすべて揃った「完品」の状態であれば、それだけ再販しやすくなり、査定にもプラスに反映されるのです。
アコースティックピアノの場合は、椅子、ピアノカバー、鍵盤カバー、説明書、保証書が主な付属品です。電子ピアノの場合は、これらに加えて電源アダプター、ペダルユニット、譜面台、ヘッドホンフックなども含まれます。特に電子ピアノの電源アダプターは紛失しやすいアイテムですが、これがないと動作確認ができないため、査定額に大きく影響します。
ある利用者の体験では、椅子とカバーが揃っていたおかげで5,000円の査定アップにつながったという声もあります。一つひとつの金額は小さく見えるかもしれませんが、積み重なれば1万円以上の差になることも珍しくありません。
押し入れやクローゼットに眠っていませんか? 査定を依頼する前に、購入時の付属品を探しておきましょう。保証書は期限が切れていても、あるだけで査定にプラスになりますよ。
需要が高まる時期に売る
ピアノには「高く売れやすい時期」が存在します。中古ピアノの需要は季節によって変動するため、需要が高い時期に売りに出すことで、より高い査定額を引き出せる可能性があります。
最も需要が高まるのは、新学期前の1〜3月です。この時期は「子どもの習い事でピアノを始める」「春から新しい趣味を始めたい」というニーズが集中するため、買取業者も在庫を確保しようと査定額を上げる傾向にあります。また、ピアノ発表会シーズンの直前(秋〜冬)も需要が上がりやすい時期です。逆に、7〜8月の夏場は需要が下がりやすく、査定額もやや低めになることがあります。
ただし、ここで一つ注意があります。「ベストな時期まで待とう」と考えて半年、1年と放置してしまうと、ピアノの状態が劣化して査定額が下がるリスクがあります。特に電子ピアノは年式が古くなるほど価値が急落します。時期を意識するのは大切ですが、「売りたい」と思ったタイミングが最もよいタイミングだということも覚えておきましょう。
使わなくなったら早めに売却する
ピアノは使わなくなった時点が、最も価値が高いタイミングです。「いつか弾くかもしれない」と思いながら何年も放置しているピアノは、日々少しずつ価値が下がり続けています。
アコースティックピアノは、弾かない期間が長くなると内部のハンマーフェルトが固くなり、弦も錆びやすくなります。調律をしていない状態が2年以上続くと、音程のずれが大きくなり、修理・調律費用が高くついてしまうケースもあります。また、日本の高温多湿な環境では、湿気による木材の膨張やカビの発生リスクも見逃せません。直射日光が当たる場所に置いている場合は、塗装の変色や割れが進行することもあります。
電子ピアノの場合はさらに深刻です。電子機器は技術の進歩が早く、5年前のモデルと最新モデルでは音源や機能に大きな差があります。そのため、年式が古くなるほど査定額の下落幅が大きくなります。製造から10年以上経過した電子ピアノは、買取不可になるケースも少なくありません。
「もう弾かないかも」と感じたら、まずは無料査定だけでも受けてみましょう。査定額を知ることで、売却の決断がつきやすくなりますよ。
ピアノ買取の流れ|申込みから入金まで4ステップ

「ピアノの買取って、実際にはどういう流れで進むの?」と疑問に思っている方も多いはずです。
ここでは申込みから入金まで4つのステップに分けて、具体的な流れをわかりやすく解説します。初めての方でも安心して進められるよう、各ステップでの所要時間やポイントも詳しくお伝えします。
ステップ1:Web・電話・LINEで無料査定を申し込む
まずは買取業者に無料査定を申し込みます。
申込み方法は業者によって異なりますが、多くの場合Web(公式サイトの申込みフォーム)、電話、LINEの3つの方法に対応しています。
申込み時に必要な情報は以下の4つです。
- メーカー名(ヤマハ、カワイ、ローランドなど)
- 機種名・型番(例:YAMAHA U3H、KAWAI K-300など)
- 製造番号(ピアノ内部のフレームに刻印されている番号)
- 設置場所(住所・階数・エレベーターの有無)
これらの情報があれば、5〜10分程度で申込みが完了します。
製造番号がわからない場合も、メーカー名と型番だけでおおよその査定額を教えてもらえる業者がほとんどです。申込み後、早ければ即日、遅くとも1営業日以内に査定結果の連絡が届きます。
ステップ2:査定結果を確認し、業者を決定する
複数の業者から査定結果が届いたら、内容を比較して依頼先を決定します。このとき単純に査定額が最も高い業者を選ぶのも一つの方法ですが、査定額以外にも確認すべきポイントがあります。
迷った場合は、「最高額の業者」と「対応が最も丁寧だった業者」の2社に絞り、最終的にどちらを重視するかで判断するとスムーズです。
査定額の差が数千円程度であれば、対応の丁寧さや安心感で選ぶのも賢い選択です。
ステップ3:訪問日を決めてピアノを引き渡す
業者が決まったら、訪問日(搬出日)の日程を調整します。搬出当日は、専門スタッフが自宅まで来てピアノを運び出してくれます。所要時間はおおむね30分〜1時間程度です。
搬出当日の流れは以下のとおりです。
- スタッフが到着し、ピアノと搬出経路の状態を確認
- 廊下・玄関・階段などに養生(保護シート)を施す
- ピアノを梱包し、慎重に搬出
- トラックに積み込み、完了
搬出前に準備しておくとスムーズなのは、ピアノ周辺の物を退けておくこと、搬出経路上に障害物がないようにしておくことです。マンションの場合はエレベーターの使用可否も事前に管理会社に確認しておくとよいでしょう。
ステップ4:買取金額の受け取り(現金 or 振込)
ピアノの搬出が完了したら、いよいよ買取金額の受け取りです。支払い方法は業者によって異なり、大きく2つのパターンがあります。
- その場で現金手渡し:搬出完了時にその場で現金を受け取れる。即日で完結するのがメリット
- 後日銀行振込:搬出後、指定の銀行口座に振り込まれる。入金までの期間は業者によって異なるが、おおむね即日〜1週間程度
どちらの場合も古物営業法に基づき、運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書の提示が必要です。
当日忘れないように準備しておきましょう。受取方法は事前に希望を伝えておくとスムーズに進みます。
処分で損する前に!ピアノ買取 vs 処分の費用比較

「ピアノが邪魔だから処分しよう」と考えている方、ちょっと待ってください。
ピアノを処分するには数万円の費用がかかりますが、買取に出せばプラスの収入になる可能性があります。ここでは、処分と買取の費用を具体的に比較し、どちらがお得なのかを明確にします。
ピアノの処分にかかる費用の実態
ピアノの処分には、想像以上にお金がかかります。ピアノは大型で重量のある楽器のため、通常の粗大ゴミとして出せない自治体がほとんどで、専門業者への依頼が必要になるからです。
処分方法ごとの費用の目安は以下のとおりです。
ピアノの処分費用の目安
- 不用品回収業者に依頼:20,000〜60,000円
- ピアノ搬出専門業者に依頼:28,000〜50,000円以上
- 粗大ゴミとして出す:電子ピアノのみ対応可能な自治体が多い(アップライト・グランドは不可)
- 解体が必要な場合:さらに+30,000円程度が上乗せ
たとえばアップライトピアノを不用品回収業者に依頼した場合、搬出費込みで30,000〜50,000円が相場です。
マンションの高層階でエレベーターが使えない場合や、階段が狭くて解体が必要な場合は、さらに費用が加算されます。つまり、処分するだけで数万円の「出費」が発生するのです。
【比較表】処分費用 vs 買取金額の差はいくら?
処分と買取の差額を具体的に見てみると、その差は歴然です。以下の表では、ピアノの種類別に「処分した場合の費用」と「買取した場合の収入」を比較しています。
| ピアノの種類 | 処分した場合 | 買取した場合 | 実質差額 |
|---|---|---|---|
| アップライトピアノ | -30,000円 | +50,000〜300,000円 | 80,000〜330,000円お得 |
| グランドピアノ | -50,000円 | +100,000〜800,000円 | 150,000〜850,000円お得 |
| 電子ピアノ | -10,000円 | +5,000〜30,000円 | 15,000〜40,000円お得 |
処分すると数万円のマイナス、買取ならプラスの収入に転換できます。アップライトピアノの場合、処分すれば3万円の出費ですが、買取に出せば5万〜30万円の収入になります。
その差額は最大で33万円にもなるのです。グランドピアノにいたっては、差額が85万円に達するケースもあります。
電子ピアノであっても、処分費用がかからずさらに数千円〜3万円の収入が得られるのですから、まずは買取査定を試してみない手はありません。
処分にお金を払う前に、まずは無料査定を受けてみてください。「値段がつかないだろう」と思っていたピアノに、意外な値段がつくことも多いんですよ。
買取できないピアノはどうする?処分の最適解
残念ながら、すべてのピアノに買取価格がつくわけではありません。
買取業者に査定を依頼しても「買取不可」と判断されるケースもあります。ただし、そのような場合でも最善の方法を選ぶことはできます。
買取が難しいケースとしては、音が全く出ない状態のピアノ、フレーム(鉄骨)に亀裂や破損があるピアノ、メーカー不明のノーブランド品などが挙げられます。このようなピアノの処分には、以下の3つの選択肢があります。
- 選択肢①:不用品回収業者に依頼する(20,000〜60,000円程度)。費用はかかるが確実に処分できる
- 選択肢②:無料引取りサービスを利用する。一部の業者は「買取価格はつかないが、無料で引き取る」というサービスを提供している
- 選択肢③:音楽教室や福祉施設への寄付。地域の音楽教室や福祉施設、NPO団体がピアノの寄贈を受け付けている場合がある
費用をかけたくない場合は、まず買取業者に「無料引取り」が可能かどうかを確認してみましょう。
あなたのピアノはどう売る?状態別おすすめ売却法

「自分のピアノはどの業者に依頼すればいいの?」と迷っている方のために、ピアノの状態別におすすめの売却方法と業者をご紹介します。ご自身の状況に最も近い項目をチェックしてみてください。
30年以上前の古いピアノを売りたい場合
30年以上前のピアノでも、ヤマハやカワイの製品であれば買取価格がつく可能性は十分にあります。
特に1970〜1990年代に製造されたヤマハのUシリーズ(U1H、U3Hなど)やカワイのBLシリーズは海外での需要が非常に高く、古くても安定した買取価格が見込めるモデルです。
その理由は、ヤマハやカワイのピアノは耐久性が高く、適切にリペア(修復)すれば新品同様の音質を取り戻せるからです。日本国内だけでなく、東南アジアや中東、アフリカなどでも日本製ピアノの人気は根強く、買取業者は海外への輸出ルートを持っているため、古いモデルにも積極的に値段をつけてくれます。
一方で海外メーカーのマイナーブランドや、メーカー不明のピアノは買取が難しい場合があります。ただしスタインウェイやベーゼンドルファーなどの高級ブランドは例外で、年代を問わず高額買取が期待できます。
傷・汚れ・故障があるピアノを売りたい場合
傷や汚れがあるからといって、買取を諦める必要はありません。軽微な傷や日焼けによる変色程度であれば、査定額への影響は限定的です。
買取業者はリペア(修復)の技術を持っているため、外装の傷は補修可能と判断して買い取ってくれるケースがほとんどです。
ただし鍵盤が複数動かない、音が全く出ない、ペダルが折れているといった重度の故障がある場合は、査定額が大幅に下がるか、買取不可になることもあります。それでも、業者によっては部品取り用として買い取ってくれるところもありますので、まずは査定を依頼してみることをおすすめします。
傷や汚れ、故障があるピアノの買取に強いのは、自社でリペア工場を持っている業者です。修復を外注する業者よりもコストを抑えられるため、その分査定額に反映してくれる傾向にあります。
電子ピアノを売りたい場合
電子ピアノは、アコースティックピアノとは異なる売却のポイントがあります。
まず知っておいていただきたいのは、ピアノ専門の買取業者の中には「アコースティックピアノ専門」で電子ピアノには対応していない業者があるということです。
電子ピアノはアコースティックピアノに比べて値下がりが早いのが特徴です。新品購入から5年以内であれば購入価格の20〜40%程度の買取が期待できますが、10年以上経過するとほとんど値段がつかないケースも少なくありません。特にヤマハのクラビノーバシリーズやカシオのPriviaシリーズなど、人気メーカーの製品は比較的値段がつきやすい傾向にあります。ローランドのHP・LXシリーズなども需要が安定しています。
電子ピアノを売却する場合は、ピアノ専門業者だけでなく、総合的な楽器買取サービスも併せて検討すると、より高い査定額が得られることがあります。
グランドピアノを売りたい場合
グランドピアノは、ピアノの中で最も高額買取が期待できるカテゴリーです。
ヤマハのCシリーズやカワイのSKシリーズなど、国産メーカーの人気モデルであれば10万〜80万円以上の買取価格が見込めます。スタインウェイなどの海外高級ブランドであれば、100万円を超える買取実績も珍しくありません。
グランドピアノの買取で特に重要になるのが、搬出経路の確保です。グランドピアノはアップライトピアノよりもサイズが大きく、重量も300kg以上あるため、通常の搬出が困難なケースがあります。部屋のドアや廊下を通れない場合は、窓からクレーンで吊り下ろすことになり、クレーン搬出費用が別途発生することもあります(30,000〜80,000円程度)。
そのためグランドピアノの売却には、搬出実績が豊富な大手業者を選ぶのが安心です。搬出費用を含めた「手取り金額」で比較するようにしましょう。
ピアノ買取のトラブル事例と悪質業者の見分け方

ピアノの買取は多くの場合スムーズに進みますが、残念ながら一部の悪質業者によるトラブルも報告されています。
安心して取引するために、よくあるトラブル事例と悪質業者を見抜くポイントを知っておきましょう。
よくあるトラブル3選と対処法
ピアノ買取で発生しやすいトラブルは、主に以下の3つです。事前に知っておくことで、万が一のときにも冷静に対処できます。
トラブル事例①:事前査定より実際の買取額が大幅に低い
Web査定で「20万円」と提示されていたのに、当日訪問したスタッフから「傷があるので10万円に減額します」と言われるケースです。
対処法:査定額は必ずメールや書面で残しておきましょう。当日の減額に納得できなければ、その場でキャンセルして構いません。搬出前であればキャンセル料がかからない業者がほとんどです。
トラブル事例②:「無料引取り」のはずが搬出費を請求された
「搬出費無料」と案内されていたのに、当日になって「階段搬出なので追加費用が発生します」と言われるケースです。
対処法:申込み時に設置場所の詳細(階数、エレベーターの有無、階段の幅など)を伝え、追加費用が発生しないかをメールや書面で確認しておきましょう。口頭だけの説明は後から「言った・言わない」のトラブルになりがちです。
トラブル事例③:強引な買取を迫られた
出張査定に来たスタッフが「今日決めてくれないと、この値段は出せません」と強引に買取を迫るケースです。
対処法:出張買取は特定商取引法の「訪問購入」に該当するため、契約後8日間のクーリングオフが適用されます。強引な業者に押し切られてしまった場合でも、8日以内であれば契約を解除できます。
なお国民生活センターには、訪問購入に関する相談が2023年度だけで8,622件寄せられています。「おかしいな」と感じたら、迷わず消費者ホットライン(188)に相談しましょう。
悪質業者を見分ける3つのチェックポイント
悪質な業者を事前に見抜くためのチェックポイントを3つご紹介します。これらに一つでも該当する業者は、依頼を避けた方が無難です。
①電話で即決を迫る業者は要注意
「今すぐ決めてくれれば高く買います」「今日中に返事をもらわないと査定額は無効です」など、考える時間を与えず即決を迫る業者は、悪質業者の典型的な手口です。優良な業者であれば、比較検討する時間をきちんと設けてくれます。
②会社名・所在地・古物商許可番号が明示されているか
中古品の買取を行うには「古物商許可」が必要です。公式サイトに会社名、所在地、古物商許可番号が明記されていない業者は、そもそも法的に問題がある可能性があります。査定を依頼する前に、必ず確認しましょう。
③口コミに「減額された」「追加費用を請求された」が多くないか
Googleマップの口コミやSNSで、「事前査定から大幅に減額された」「聞いていない費用を請求された」という声が複数ある業者は避けるべきです。1件だけなら個人的なトラブルの可能性もありますが、同様の口コミが複数ある場合は組織的な問題と考えた方がよいでしょう。
この記事で紹介している7社はいずれも実績が豊富で口コミ評価も高い業者ばかりです。初めての方は、まずこの中から選べば安心ですよ。
思い出のピアノを気持ちよく送り出すために

長年一緒に過ごしてきたピアノを手放すのは、やはり寂しいものですよね。
子どもが毎日練習していた音、発表会の前に何度も弾き込んだ曲、家族が集まったときに誰かが奏でたメロディ。ピアノには、たくさんの思い出が詰まっています。
だからこそ、大切なピアノを気持ちよく送り出すために知っておいてほしいことをお伝えします。
買い取られたピアノはその後どうなる?
あなたのピアノは、買い取られた後も「楽器」として第二の人生を歩みます。「処分される」のではなく「次の持ち主のもとへ届けられる」と知ることで、手放す気持ちが少し軽くなるかもしれません。
買い取られたピアノのその後は、主に3つのルートに分かれます。
1つ目は、国内でリペア(修復)されて再販売されるケースです。
専門の技術者が外装の補修、弦の張り替え、ハンマーの調整、全体の調律を行い、新品に近い状態に仕上げてから次のオーナーに届けられます。あなたが大切にしてきたピアノが、次の家庭でまた毎日弾かれるようになるのです。
2つ目は、海外に輸出されるケースです。
実は日本製の中古ピアノは東南アジア、中東、アフリカなど世界中で高い人気を誇っています。日本のピアノは品質管理が行き届いており、30年以上前のモデルでも丁寧にリペアすれば素晴らしい音を奏でるからです。
たとえばフィリピンやインドネシアの小学校では、日本から届いたピアノが音楽の授業で大活躍しています。ピアノを通じて音楽に触れた子どもたちが、将来ピアニストを目指すかもしれません。あなたのピアノが、遠い国の誰かの「音楽人生の始まり」になる可能性があるのです。
3つ目は、国内の音楽教室や福祉施設に届けられるケースです。
地域の音楽教室や児童福祉施設、高齢者施設など、ピアノを必要としている場所は意外とたくさんあります。予算の都合で新品を購入できない施設にとって、状態のよい中古ピアノは本当にありがたい存在です。
あなたのピアノは「捨てられる」のではなく、「次の誰かに届けられる」のです。そう思うと、少しだけ気持ちが楽になりませんか。
後悔しないために売却前に確認しておきたいこと
ピアノを手放した後に「やっぱり売らなければよかった」と後悔しないために、売却前に確認しておきたいことがあります。買取の手続きはスムーズに進みますが、一度手放したピアノは戻ってきません。だからこそ、気持ちの整理も大切にしてほしいのです。
まず、家族としっかり相談しましょう。特にお子さんがピアノを習っていた場合、本人に確認せずに売却してしまうと、思わぬ後悔につながることがあります。
実家のピアノを売却する場合も、ご両親の気持ちを確認しておくことが大切です。「もう弾かないよね」と確認するだけで、お互いの気持ちが整理されます。
次に、思い出の写真を撮っておきましょう。ピアノ全体の写真、鍵盤のアップ、お気に入りの角度からの写真など、何枚か撮影しておくと、後から見返したときに温かい気持ちになれます。お子さんがピアノの前に座っている写真を撮るのもよい記念になるでしょう。
そして、できれば最後にもう一度弾いてみてください。上手に弾けなくても構いません。
初めて弾けるようになった曲、発表会で演奏した曲、好きだった曲。鍵盤に触れるだけで、たくさんの記憶がよみがえるはずです。それは、ピアノとの最後の大切な時間です。
ピアノを手放すのは終わりではなく、新しい始まりです。あなたのピアノが次の持ち主のもとで、また美しい音を奏でてくれることを願っています。
ピアノ買取でよくある質問(FAQ)
ピアノの買取に関して、多くの方から寄せられる質問をまとめました。疑問や不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
ピアノの製造番号はどこで確認できますか?
ピアノの種類によって確認場所が異なります。アップライトピアノの場合は、天屋根(上のフタ)を開けて内部のフレーム(鉄骨)上部に刻印されています。グランドピアノの場合は、大屋根を開けてフレームの右奥に記載されています。電子ピアノの場合は、本体の背面に貼られているラベルに製造番号(シリアルナンバー)が印字されています。製造番号は正確な査定に必要な情報ですので、査定申込み前にメモしておくとスムーズです。
50年以上前のピアノでも買取してもらえますか?
ヤマハやカワイなどの国産メーカーのピアノであれば、50年以上前のモデルでも買取してもらえる可能性があります。特にヤマハのUシリーズやカワイのBLシリーズは海外での需要が高く、年式が古くても値段がつくケースが少なくありません。ただし、内部の状態(弦の錆び、ハンマーの劣化、フレームの状態など)が査定額に大きく影響します。古いピアノの買取に強い業者としてはピアノの買取屋さんがおすすめです。まずは査定に出して確認してみましょう。
電子ピアノとアコースティックピアノ、どちらが高く売れますか?
一般的にはアコースティックピアノ(アップライト・グランド)の方が高く売れます。アコースティックピアノは木材や金属で作られた楽器であり、適切にメンテナンスすれば数十年にわたって使用できるため、中古市場でも安定した需要があります。一方、電子ピアノは電子機器であるため、技術の進歩とともに旧モデルの価値が急速に下がります。たとえば同じ10万円台で購入したピアノでも、アコースティックなら5万〜15万円で売れるところ、電子ピアノは5,000〜2万円程度になることもあります。
ピアノの引取り(搬出)費用は本当に無料ですか?
この記事で紹介している7社は、いずれも基本的な搬出費用が無料です。ただし、クレーンを使った吊り下ろしが必要な場合や、特殊な搬出経路(極端に狭い階段、解体が必要な場合など)では、別途特殊搬出費が発生することがあります。金額は30,000〜80,000円程度が目安です。追加費用の有無は、査定申込み時にピアノの設置場所(階数、エレベーターの有無、搬出経路の状況)を正確に伝えることで、事前に確認できます。
一度査定を依頼したらキャンセルできますか?
はい、多くの業者でキャンセルは可能です。査定はあくまで「見積もり」ですので、査定額に納得できなければ断って構いません。ただし、一部の業者では訪問査定後のキャンセルにキャンセル料が発生する場合があります。キャンセル料の有無と金額は、必ず査定を依頼する前の段階で確認しておきましょう。この記事で紹介している業者は、いずれもキャンセル料が発生しないか、事前に明示している業者ばかりですので安心です。
マンションの高層階にありますが出張買取は可能ですか?
エレベーターがあり、ピアノが入るサイズであれば問題なく対応してもらえます。大型マンションの業務用エレベーターであれば、アップライトピアノもグランドピアノも搬出可能です。ただし、エレベーターがない場合や、エレベーターにピアノが入らない場合は、階段での手運びやクレーンでの吊り下ろしが必要になり、特殊搬出費(30,000〜80,000円程度)が発生する場合があります。申込み時にマンションの階数とエレベーターの有無を伝えれば、事前に搬出方法と費用を教えてもらえます。
調律していないピアノでも買取してもらえますか?
はい、調律していないピアノでも買取は可能です。買取業者は自社の工場やリペアセンターで調律・整備を行うため、現時点で音がずれていても問題ありません。実際、何年も調律をしていない状態で売却される方は非常に多く、業者側も慣れています。ただし、長期間調律をしていないことで内部の弦が錆びていたり、ハンマーが固くなっていたりすると、修復コストが高くなるため、その分査定額がやや低くなることはあります。売却のために調律をする必要はありませんが、日頃から年1回の調律を行っていたピアノの方が、査定では有利になります。
【まとめ】ピアノ買取は「比較」と「早め」がカギ!まずは無料査定から始めよう
ここまで、ピアノ買取のおすすめ業者7社の比較から、高く売るコツ、買取の流れ、処分との費用比較、トラブル対策まで詳しく解説してきました。最後に、この記事の要点を3つにまとめます。
改めて、おすすめのピアノ買取業者7社を一覧でご紹介します。
| 業者名 | 対応ピアノ | 搬出費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| タケモトピアノ | アップライト・グランド | 無料 | 買取台数日本一の安心感 |
| ピアノの買取屋さん | 全種類 | 無料 | 古い・壊れたピアノもOK |
| ピアノワン | アップライト・グランド | 無料 | 買取価格を事前公開 |
| 楽器高く売れるドットコム | 全種類 | 無料 | 東証プライム上場企業が運営 |
| 総合買取 華丸 | 全種類 | 無料 | 即日現金対応(関東・関西) |
| ピアノパワーセンター | アップライト・グランド | 無料 | 高額買取の実力派 |
| 買取王子 | 全種類 | 無料 | 他の不要品もまとめて売れる |
ピアノ買取の第一歩は、無料査定を申し込むことです。査定は完全無料で、査定額に納得できなければキャンセルも可能。リスクは一切ありません。「うちのピアノ、いくらになるんだろう?」と少しでも気になったら、今日この場で査定を申し込んでみてください。
あなたの大切なピアノが、適正な価格で評価され、次の持ち主のもとで再び美しい音を奏でてくれることを願っています。まずは気軽に、無料査定から始めてみましょう。