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【後悔しないピアノ買取】売る時に確認したい21の注意ポイント

「ピアノを売るときの注意点はなに?」

「搬出経路の確認するポイントはどこ?」

「簡単にできて高く売れる方法を教えて!!」

この記事を読んでいるほとんどの人がピアノを売ったことがなく、どこに注意したらいいか分からないのではないでしょうか?

誰でも初めてのことは、不安があって当たり前のことですよね。

そこでこの記事では、ピアノを売るときの注意点から高価買取のコツまでをマルっと解説!

みなさんの不安な気持ちを解消し、安心してピアノを売りに出せるように必要な情報を共有いたします^^

ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

記事内の重要ポイントを確認しよう
※記事内の該当場所にワープします

ピアノを売るときは「はじめに相場を確認」してから査定を依頼する

ピアノを売るときに一番最初に確認したい注意点は、「持っているピアノの買取相場を確認」することです。

これは悪徳業者による、買取価格の詐称を避けるために行います。

持っているピアノの買取相場を確認しないで査定を出してしまうと、言われた査定額が正しいものだと思い込んで、安く買い取られる危険性があるからです。

有名な業者であれば問題はありませんが、念のためまず最初に持っているピアノの買取相場を確認するようにしましょう。

ヤマハのピアノ買取相場一覧

ここではヤマハが製造していた、または製造しているピアノの買取相場の目安を載せておきます。

自分の持っているピアノのモデルを確認して、おおよその買取相場を確認してみましょう。

品番
(型番)
製造年
(開始)
買取価格
(参考例)
A11993.1~400,000
A1R1994.1~450,000
A1S(消音機能付)1994.01~550,000
A1L1999.1~550,000
A1AE2002.03~550,000
A1L2007.06~400,000
EA1(自動演奏機能付)2000.11~800,000
GB1K2011.03~400,000
GC1S(消音機能付)2002.05~550,000
GC1SN(消音機能付)2003.05~600,000
GC1SG(消音機能付)2010.04~700,000
Z12003.11~300,000
Z1B2005.09~350,000
Z1BS(消音機能付)2005.09~400,000
価格は2024年独自調査によるものです。最新の情報は「ピアノの買取屋さん」などの業者で確認してください。
品番
(型番)
製造年
(開始)
買取価格
(参考例)
G1B1988.04~180,000
G1E1990.1~180,000
G2A1954~20,000
G2B1954~20,000
G2D1967.12~50,000
G2E1971.01~120,000
G2A1985.09~180,000
G2B1988.04~190,000
G2E1990.1~200,000
G2Eチッペンデール1984.09~300,000
G2Aチッペンデール1985.09~
G2Bチッペンデール1988.04~500,000
G2Eチッペンデール1990.1~600,000
G3A1954~20,000
G3D1967.12~80,000
G3E1971.01~150,000
G3A1985.09~300,000
G3B1988.04~330,000
G3E1990.1~350,000
G5A1954~25,000
G5D1967.12~800,000
G5E1971.01~200,000
G5A1985.09~400,000
G5B1988.04~430,000
G5E1990.1~450,000
G71954~50,000
価格は2024年独自調査によるものです。最新の情報は「ピアノの買取屋さん」などの業者で確認してください。
品番
(型番)
製造年
(開始)
買取価格
(参考例)
C11994.1~450,000
C1L1999.1~500,000
C12007.06~600,000
C21994.1~500,000
C2L1999.1~600,000
C22007.06~700,000
C2チッペンデール1994.1~800,000
C2Lチッペンデール1999.1~900,000
C2チッペンデール2007.06~1,000,000
C31967.07~100,000
C3B1971.01~200,000
C31979.1~250,000
C3A1985.01~550,000
C3B1988.09~600,000
C3E1990.1~650,000
C31994.1~750,000
C3L1999.1~850,000
C32007.06~1,000,000
C3AE2002.03~1,000,000
C3LA2003.1~1,000,000
C3A2007.06~1,100,000
C3XA2008.09~1,300,000
C51979.1~300,000
C5A1985.01~650,000
C5B1988.09~700,000
C5E1990.1~750,000
C51994.1~800,000
C5L1999.1~1,000,000
C52007.06~1,100,000
C5LA2003.1~1,100,000
C5A2007.06~1,200,000
C61994.1~900,000
C6L1999.1~1,100,000
C62007.06~1,300,000
C6LA2003.1~1,300,000
C6A2007.06~1,100,000
C6XA2008.09~1,500,000
C71967.12~250,000
C7B1975.04~400,000
C71979.1~500,000
C7A1983.1~700,000
C7B1988.09~750,000
C7E1990.1~850,000
C71994.1~1,000,000
C7L1999.1~1,300,000
C72007.06~1,500,000
C7LA2003.1~1,500,000
C7A2007.06~1,500,000
価格は2024年独自調査によるものです。最新の情報は「ピアノの買取屋さん」などの業者で確認してください。
品番
(型番)
製造年
(開始)
買取価格
(参考例)
C1TD2012.12~800,000
C3TD2012.12~1,100,000
C1TDSH(消音機能付)2013.01~900,000
C1TDSH2(消音機能付)2018.08~
C1TDSH3(消音機能付)2022.09~
C1X2012.1~850,000
C2X2012.1~900,000
C2Xチッペンデール2012.1~
C3X2012.1~1,000,000
C5X2012.1~1,000,000
C6X2012.1~1,100,000
C7X2012.1~1,200,000
C3X espressivo2021.02~
S400B1982.07~900,000
S400E1990.03~1,000,000
S700E1989.1~2,500,000
S41994.04~1,500,000
S4A2000.02~1,500,000
S4B2006.02~
S61994.04~1,500,000
S6A2000.02~2,000,000
S6B2006.02~2,000,000
S3X2017.1~
S6X2018.01~
SC1953~
CS1967.12~
CS II1975.04~
FC1949~
CF1967.1~1,000,000
CF III1983.05~2,000,000
CF III S1991.04~3,500,000
CF III S (CF III SZ)1996.1~4,500,000
CF III S (CF III SA)2000.03~5,000,000
CF42011.01~6,000,000
CF62011.01~7,000,000
CFX2010.07~10,000,000
CFX (CFX22)2022.03~
#201947~
#251949.08~
#351948.11~
価格は2024年独自調査によるものです。最新の情報は「ピアノの買取屋さん」などの業者で確認してください。
品番
(型番)
製造年
(開始)
買取価格
(参考例)
U1A1954~
U1B1954~
U1C1954~
U1D1959~
U1E1965.12~0
U1F1970.03~0
U1G1971.03~0
U1H1972.05~5,000
U1M1980.09~10,000
U1A1982.12~10,000
U10Bl1987.04~20,000
U10A1989.1~30,000
U1001994.03~100,000
U2A1954~20,000
U2B1963~
U2C1965.09~
U2F1970.03~0
U2G1971.03~
U2H1972.05~0
U2M1980.09~
U2A1982.12~
U3A1954~100,000
U3B1954~
U3C1959~
U3D1959~
U3E1965.05~
U3F1970.03~
U3G1971.03~0
U3H1972.04~10,000
U3M1980.09~60,000
U3A1982.12~80,000
U30Bl1987.04~100,000
U30A1989.1~120,000
U3001994.03~150,000
U5A1961~
U5B1964.1~
U5C1970.03~
U5D1971.03~
U5H1972.04~0
U7A1964.11~
U7B1970.03~
U7C1971.03~0
U7H1972.05~10,000
価格は2024年独自調査によるものです。最新の情報は「ピアノの買取屋さん」などの業者で確認してください。

少しでも高く売りたいなら「いらなくなったらすぐ売る」ことが原則

ピアノの買取価格は、製造開始から年月が過ぎればすぎるほど価値が低下する傾向にあります。

これは新しいピアノのシリーズや新モデルが登場するため、古いタイプを欲しい人が減ってしまうためです。

欲しい人が少なくなれば売れなくなり、売れないということは余ってしまうため価格が下がります。

年月とともに下がる買取価格

下記のグラフは、ヤマハのグランドピアノにおける製造開始日と買取価格の関係を示した図です。

ヤマハ 年代別グランドピアノ買取価格表(全体)

買取価格の多くが200万円以下に集中していて少しわかりにくいので、200万円未満の部分を拡大します。

矢印
200万円未満を拡大
ヤマハ グランドピアノ年度別の買取価格(200万未満)

相関係数:0.6566…

買取価格と製造年の、関係性を表す相関係数は「0.6566…」です。

一般的な基準では「0.4~0.7は正の相関がある」とされているため、ピアノの買取価格と製造年には新しいほど買取価格が高くなる傾向があることが分かります。

そのため少しでも高く売りたいなら、「いらなくなったらすぐ売る」ことがポイントです。

相関係数

ピアノには状態によって「価値がない」と判断され、買取されないことがあります。

これは部品の交換やメンテナンス、クリーニングをしても修理代の方が高くなってしまうためです。

ポイント

ピアノの価値 < 修理代 = 価値がない

修理代が高くなってしまうと、買取業者が買い取って修理をしても、赤字でビジネスとして成り立たなくなります。

そんなことをしていては、いずれ業者は破産をしてしまうことでしょう。

このように、ピアノには状態によっては「価値がない」と判断され、買取をしてもらえないことがあるので注意が必要です。

買取が難しいピアノの例

買取が難しいピアノとは、分かりやすく言うと「修復が困難なピアノ」です。

火事にあって本体が炭になってしまったピアノや、水害で鍵盤と同じ高さまで水没してしまったピアノが当てはまります。

買取が難しいピアノ

  • 修復が困難な状態
  • 火事にあったピアノ
  • 水害にあったピアノ

ピアノの大部分で新しいパーツと交換しなければならないため、新品を買うのと変わらないほどの費用が掛かってしまうことでしょう。

買取の査定が下がるピアノの例

買取の査定が下がるピアノとは、「修理で治るピアノ」のことです。

内部の虫食いや鼠害、キズなどが当てはまり、多くの場合は部品交換や修理で元に戻ります。

買取の査定が下がるピアノ

  • 修理で治る状態
  • 水ぬれ
  • 虫食い
  • ネズミのかじり
  • ペットによる汚れ
  • タバコの臭い・ヤニ汚れ
  • 飲食店のピアノ
  • 響板割れ
  • 大きなへこみ
  • ピアノ外側の剥げ
  • 引っかいたような傷
  • 足が折れている
  • 音が出ないピアノ
  • 鍵盤が元に戻らない
  • 押しても音が出ない
  • 鍵盤が外れかかっている

・・・など。

ただ買取業者によって修理できる内容が違っているため、よく確認をする必要があります。

A業者では直せるから買取できるけど、B業者では買取できないと言われるなど、業者によって買取できる基準がまちまちです。

買取の査定を出すときに、正確にピアノの状態を伝えて、買取できるかをよく確認しましょう。

買取できない特殊なピアノ

買取できない特殊なピアノとは、「業者が取り扱っていないピアノ」のことです。

買取業者によって、買い取った後の販売経路が違うため、ピアノは買い取れるけど電子ピアノはダメなどがあります。

買取ができない特殊なピアノ

  • 電子ピアノ
  • 自動演奏付きピアノ
  • 中国・韓国製ピアノ
  • 特殊カラー
  • エレクトーン
  • キーボード

・・・など。

ピアノ自体はとても綺麗で問題は無いけど、取り扱っていなければ買取不可とされてしまいます。

買取の査定を出してもらう前に、公式サイトや情報入力欄などをよく確認して、自分のピアノがどの業者で取り扱いがあるかを確認しましょう。

買取業者の取扱いピアノを確認する

買取できない理由は修理しても利益が確保できないとき

買取業者によって買取できないピアノの状態が違うのは、自社で修理の可不可や販路の有無などによる「利益の確保できる状態が違う」ためです。

自社で修理して独自の販路があれば、費用を最低限に抑えて売りに出すことができます。

例えば大手のヤマハピアノサービスは、国内の3か所に大型工房がありパーツもそろっていますが、自社工房を持っていない小さな業者の場合は、買い取ったピアノを修理に出さなければなりません

このような理由によって、買取できるピアノの状態が違っています。

【参考】ピアノの修理にかかる費用一覧

ここではピアノの修理にかかる費用を紹介します。

あくまで目安となるので、正確な費用ではないことをご了承ください。

ピアノ本体の価値から修理費用を差し引いて、0円より上であれば価値がある可能性があると判断できます。

自分の持っているピアノが、価格が付けられる価値があるか確かめてみましょう。

ピアノ 修理 費用

ピアノの搬出経路は9つのポイントを確認

ピアノ搬出フローチャート

ピアノの搬出経路を確認するポイントは、全部で9つあります。

ポイント

  • ピアノを搬入をした経路は?
  • ピアノが置いてある場所は?
  • エレベーターの有無は?
  • エレベータのサイズは?
  • 部屋入口の大きさは?
  • 家中の階段・通路の広さは?
  • 玄関の広さは?
  • 玄関からの階段数は?
  • 家前の道路幅は?

① ピアノを搬入した経路は?

ピアノを搬入した時の経路を確認します。

覚えていれば、搬入時の場所での搬出が最有力になるでしょう。

ただし業者によって搬出する基準が違うことがあるため、最終確認は業者との打ち合わせの中で決定します。

  • 確認ポイント
    • ピアノを搬入した際の経路をしっかりと確認し、搬出時に同じ経路が使用できるかどうかをチェック。
    • 家具の配置が変わっていたり、経路が狭くなっている場合は業者への申告が必要。
  • 注意点
    • 業者によって搬出できる方法が違うため、詳細な情報伝達をする。
    • 前回クレーンでも、今回の業者は玄関からなどがあり得る。

② ピアノが置いてある場所

今、ピアノが置かれている場所が何階なのかを確認します。

また同時にマンションや一戸建てなどの情報も業者によっては必要になるでしょう。

  • 確認ポイント
    • ピアノが置いてある階数を確認。
    • 1階か2階、またはそれ以上を申告する。
  • 注意点
    • 窓の大きさも確認しておく。
    • ピアノ周りは通れるように片付ける。

3. エレベーターの有無

搬出経路を決めるときに、エレベータがあるかを聞かれます。

マンションなどの場合は、管理人にも一言伝えておくとより安心できるでしょう。

  • 確認ポイント
    • エレベーターがあるかどうかを確認する。
    • エレベーターまでの経路も確認する。
  • 注意点
    • エレベーターの積載荷重や奥行きにも注意。
    • 幅はピアノサイズ+人が通れるすき間が必要。

4. エレベーターのサイズ

ピアノが入るかを確認します。

乗れる人数と積載荷重を伝えるだけで、大体の大きさは業者も判断できます

心配であれば自分で計ってみるのもありでしょう。

  • 確認ポイント
    • 入り口の幅を確認する。
    • 高さや奥行きも確認する。
  • 注意点
    • エレベーターの積載荷重や奥行きにも注意。
    • 幅はピアノサイズ+人が通れるすき間が必要

5. 部屋入口の大きさ

部屋の入口は意外と狭くなっているため、念入りな確認が必要です。

特にドアノブや飛び出た部分に引っかかる場合があるので、写真を撮って業者に送るなりして確認をしておきましょう。

  • 確認ポイント
    • 部屋の入口の幅と高さを確認する。
    • グランドピアノは足を外した幅で確認する。
  • 注意点
    • ドアノブの飛び出しも考慮する。
    • 入口すぐの曲がり角には注意。

6. 家中の階段・通路の広さ

階段や通路の広さがピアノを搬出できるか確認します。

特に曲がり角では、広さがあると思っても曲がり切れないこともあるため念入りに確認する必要があります。

不安であれば業者に問い合わせるようにしましょう。

  • 確認ポイント
    • 階段の広さや段数を確認する。
    • 通路の広さや障害物を確認する。
  • 注意点
    • 手すりも考慮する。
    • 曲がり角にも注意する。

7. 玄関の広さ

玄関の広さも、部屋の入り口と同様に確認します。

特に玄関は、ポストなどが飛び出していることがあるため、しっかりと開いて障害物がないか確認をしましょう。

  • 確認ポイント
    • 玄関の幅や高さを確認する。
    • 段差の有無も確認する。
  • 注意点
    • 扉の開閉方法に注意する。
    • 扉の可動域も注意する。

8. 玄関からの階段数

階段の段数によって、ピアノを運ぶ難易度が変わってきます。

業者によっては、段数が多いと追加料金が発生することもあるので注意が必要です。

目安としては9段程度までなら大丈夫でしょう。

  • 確認ポイント
    • 段数と高さを確認する。
    • 道路までの距離も確認する。
  • 注意点
    • 広さや障害物にも注意する。
    • 業者によって段数の基準が違うので注意。

9. 家前の道路幅

家の前の道路が狭いと、トラックが横付けできずに移動距離が長くなります。

またクレーンでの搬出も難しくなり、さらに大きな大型クレーンやその他の搬出方法を用意しなければなりません。

家の前の道路の広さに不安がある人は、業者に必ず問い合わせて一緒に確認しましょう。

  • 確認ポイント
    • トラックが止めれるか道幅を確認する。
    • 電線が作業の邪魔にならないか確認する。
  • 注意点
    • 2トントラックは最低でも3m欲しい。
    • 曲がり角の有無にも注意する。

搬出経路の確認ポイントは以上になります。

上記の内容を何度も読み返して、よく確認しておいてください。

実際に見てみると意外と見落としている場所があったりするので、査定前にもう一度確認をしておきましょう。

ピアノの状態は5つの項目をチェック

ここではピアノを査定してもらう時に、影響する5つの項目を紹介します。

自分の持っているピアノの状態と照らし合わせて、再度確認をしてみましょう。

① ピアノの色を確認する

ピアノの色によって人気度が違い買取価格にも影響するため、持っているピアノの色を確認する必要があります。

黒色が最も一般的で人気も高く安定した需要が見込めるため、他の色よりも高値で取引されることが多いです。

黒以外にも白や木目調がありますが、黒色に比べると中古市場では価値が下がります。

特に一般的ではない青や赤、金などの特殊なカスタムカラーは需要が少ないため買取価格が低くなりがちです。

買取価格の傾向

黒 > 白・木目調 > カスタムカラー

自分の持っているピアノの色を確認して、どんなタイプの色なのかしっかり確認をしておきましょう。

② ピアノの種類を確認する

業者によって買取できるピアノの種類が違うため、自分の持っているピアノ種類を確認する必要があります。

グランドピアノとアップライトピアは比較的対応している業者が多いですが、その他の電子ピアノなどは対応しているか確認をするようにしましょう。

1. グランドピアノ

  • 特徴
    • グランドピアノは水平に配置された弦と、重力を利用してハンマーが戻るアクション機構を持つ大型のピアノ。
    • 音質や演奏感において、他の種類のピアノを上回るとされている。
  • 買取価格への影響
    • グランドピアノはその構造上、音質と表現力が高く評価されているため、他のピアノと比較して買取価格が高くなる傾向がある。
    • ヤマハ、スタインウェイなどのグランドピアノは、買取価格が非常に高額になることがある。

2. アップライトピアノ

  • 特徴
    • アップライトピアノは弦が垂直に配置されており、コンパクトな設計が特徴。
    • 家庭用として非常に普及しており、グランドピアノに比べて場所を取らないという利点がある。
  • 買取価格への影響
    • グランドピアノに比べて買取価格が低くなるが、メーカーやモデルによっては高値で取引されることもある。
    • 古いモデルや廉価版モデルの場合は、買取価格が低くなることがある。

3. 電子ピアノ(デジタルピアノ)

  • 特徴
    • 電子ピアノは電子的に音を生成し、コンパクトで持ち運びが容易。
    • 音量調整やヘッドホンの使用が可能、メンテナンスが少なくて済むのも特徴。
  • 買取価格への影響
    • 技術の進歩が速いため、新しいモデルが次々と登場し、古いモデルの価値が下がりやすい
    • ヤマハのClavinovaシリーズなどの高級電子ピアノは、比較的高値で買取される。

5. ハイブリッドピアノ

  • 特徴
    • ハイブリッドピアノは、アコースティックピアノの機械的なアクションと、デジタル音源を組み合わせたピアノ。
    • リアルなタッチ感とデジタルの利便性を兼ね備えている。
  • 買取価格への影響
    • 比較的新しいカテゴリーであり、高品質であれば買取価格も高くなる傾向がある。
    • アコースティックピアノに比べて技術の進化が早いため、年数が経つと価値が下がりやすい

③ メーカーを確認する

ピアノはメーカーによって大きく査定結果が変わります

自分の持っているメーカーの特徴を確認してみましょう。

ヤマハ(YAMAHA)

  • 特徴
    • 世界的に最も有名で信頼されているピアノメーカー。
    • 安定した品質と耐久性を誇り、幅広いラインアップを持つ。
  • 買取価格への影響:
    • 高い市場価値があり、中古市場でも非常に高値が期待できる。
    • 特にUシリーズやCシリーズなどは人気が高く、高い買取価格がつきやすい。

2. カワイ(KAWAI)

  • 特徴
    • 日本を代表するピアノメーカーの一つ。
    • 木製アクションや高品質な音色が特徴。
  • 買取価格への影響:
    • ヤマハに次いで高い買取価格が期待できる。
    • RXシリーズやKシリーズなど、高品質なモデルは中古市場でも高評価

3. アポロ(APOLLO)

  • 特徴
    • 家庭用として手頃な価格と品質を提供。
    • 知名度はやや低い。
  • 買取価格への影響:
    • ヤマハやカワイと比べると買取価格は低めになる傾向がある。
    • 市場での需要が少ないため、買取価格が抑えられることが多い。

4. ディアパソン(DIAPASON)

  • 特徴
    • 音色の美しさと品質の高さで知られる。
    • クラシック音楽に適したピアノとして評価されている。
  • 買取価格への影響:
    • 中古市場でも高評価
    • グランドピアノや高級アップライトピアノは高額で取引されることが多い。

5. クロイツェル(KREUTZER)

  • 特徴
    • 主に家庭用ピアノとして広く普及。
    • 手頃な価格で安定した品質を提供している。
  • 買取価格への影響:
    • ディアパソンほど高くはないが、家庭用ピアノとしては適切な買取価格がつく。
    • 状態が良ければ、それなりの買取価格が期待できる。

6. オオハシ(OHHASHI)

  • 特徴
    • 手頃な価格と安定した品質を持つ家庭用ピアノを提供。
    • 初心者や家庭用に適している。
  • 買取価格への影響:
    • 買取価格はクロイツェルやアポロと同様に、低めになることが多い。
    • 市場での需要が限られているため、買取価格が低く設定される傾向がある。

7. スタインウェイ・アンド・サンズ(Steinway & Sons)

  • 特徴
    • 世界最高級のピアノメーカーとして知られ、卓越した音質と職人技で評価されている。
    • 特にグランドピアノのコンサートモデルが有名。
  • 買取価格への影響:
    • 非常に高い買取価格が期待できる。
    • コンサートグランドピアノは最高額で取引されることが多い。

8. ベヒシュタイン(C. Bechstein)

  • 特徴
    • ドイツの高級ピアノメーカーで、クラシック音楽家に高く評価されている。
    • 優れた音質と美しい外観が特徴。
  • 買取価格への影響:
    • 中古市場でも非常に高い評価を受けており、高額で取引されることが多い。
    • 日本市場ではやや認知度が低いため、価格が影響される場合もある。

④ 付いているペダルの本数を確認する

ペダルの本数が少ないと、アップライトピアノでは消音性の欠如、グランドピアノでは演奏の多様性の欠如と判断され、買取価格が下がる傾向にあります。

自分の持っているピアノのペダルの本数をよく確認しておきましょう。

グランドピアノのペダル

  1. 右ペダル:ダンパーペダル
    • 特徴
      • すべてのダンパーを弦から持ち上げ、鍵盤を離しても音を持続。
      • 最も使用頻度が高く、豊かな音響効果や響きを生み出すために使用。
  2. 中央ペダル:ソステヌートペダル
    • 特徴
      • 踏んだ時に鳴っている音のみのダンパーを持ち上げ、音を持続。
      • 特定の音を持続させながら、他の音をクリアに演奏するために使用。
  3. 左ペダル:シフトペダル
    • 特徴
      • ハンマーが弦の全体ではなく、一部にのみ当たるようになる。
      • 音がより柔らかく、音量も控えめ。

アップライトピアノのペダル

  1. 右ペダル:ダンパーペダル
    • 特徴:
      • グランドピアノと同様に、すべてのダンパーを弦から持ち上げ音を持続させる。
      • 豊かな響きや音の連続性を作り出すために使用。
  2. 中央ペダル:マフラーペダル
    • 特徴:
      • フェルト製のマフラーが弦とハンマーの間に挿入され、音を非常に小さくする。
      • 夜間や音を抑えたい場面での練習に便利。
  3. 左ペダル:ソフトペダル
    • 特徴:
      • ハンマーが弦に当たる距離が短くなり、音量が控えめになる。
      • 音色を柔らかくし、音量を抑える。グランドピアノのシフトペダルとは動作が異なる。

⑤ 品番(型番)と製造番号を調べておく

品番と製造番号は、ピアノのモデルを特定するための大切な番号です。

持っているピアノの品番をよく確認するようにしましょう。

ヤマハ グランドピアノの品番と製造番号の場所

鍵盤側の手前の屋根の中に記されています。高音部側のフレーム(金属部分)右側です。

ヤマハグランドピアノ 品番 製造番号
画像:ヤマハ

ヤマハ アップライトピアノの品番と製造番号の場所

一番上の屋根を開けた中に記されています。フレーム(金属部分)右側上部です。

製造番号は、フレーム中央辺りに記載されている場合もあります。

ヤマハアップライトピアノ 品番 製造番号
画像:ヤマハ

ヤマハの製造番号は7桁、他のメーカーは4桁や5桁もある

ヤマハの製造番号は、上記の写真のように7桁です。

しかし他のメーカーでは4桁や5桁の場合もあります。

注意して確認するようにしましょう。

教えた情報に間違いがあると再査定で減額となる

ピアノの買取時に教える「ピアノの情報」や「搬出経路の情報」などの情報は、間違いがないかよく確認するようにしましょう。

間違いがあると、引き取り当日査定ダウンや追加費用が発生することがあります。

例えば部屋の入口が通れなくて、クレーンが急遽必要になる場合や、家の前の道路が狭くてトラックがつけられずに、移動のための追加人員が必要になるなど、様々なことが考えられます。

またピアノの状態の情報も、同じことが言えます。

そのため事前の査定をしてもらう時に、申請する情報に間違いがないよく確認するようにしましょう。

優良業者で正直にピアノの状態を伝えれば、査定額がマイナスになる心配はない

ヤマハ 買取
出典:ヤマハピアノサービス

有名な買取業者に依頼をすれば、トラブルの心配は必要ないでしょう。

申請した情報に間違いがなければ、当日費用が追加で発生することは基本的にはありません。

ただしあまり知られていない業者の中には、追加費用が当たり前の悪徳業者いる可能性も有るので注意が必要です。

知り合いの紹介でなどではなく、安心の有名な買取業者に依頼するようにしましょう。

それでも不安な時は問い合わせて回答を記録しておく

どうしても不安だという人は、問い合わせるのが無難です。

悪徳業者であれば、明確な返答は避けたがるでしょうし、問い合わせの時点で音信不可能となるかもしれません。

また念のため、記録に残しておくとなおさら安心です。

少しでも疑問点があれば、迷わず問い合わせをしてみましょう。

業者は知名度が高さで選ぶのが無難

有名な業者であれば、「査定金額の補償」や「基本料金は無料」、「査定・出張無料」、「キャンセル無料」などのサービスは当たり前に行っています。

よく「評判がいい業者を選びましょう」や「連絡手段と入金までの期間をチェック」など紹介していることろもありますが、有名業者であれば心配無用です。

確かに「知名度がなくても信頼できる業者はある」という気持ちも分かりますが、賭けに出る必要性は全くありません

下手に間違った情報に惑わされないように注意して、しっかりとした買取業者を選ぶようにしましょう。

もし業者選びで迷っているなら、ピアノ・楽器の買取実績100,000件以上の「ピアノの買取屋さん」がおすすめ

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ピアノの買取屋さんは、創業15年のピアノ・楽器専門の買取業者です。

買取件数は100,000万件を突破し、実績が豊富で信頼できる業者の一つで言えるでしょう。

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ピアノの高価買取はもちろん、壊れているピアノの買取にも対応しているが特徴で、誰でも安心して買取に出すことができます。

壊れているピアノにも対応できるのは「自社工房」があるから

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壊れているピアノにも対応しているのは、自社で修理できる「自社工房」を保有しているからです。

自社工房を持っていると、他の修理業者に出す必要がなく余計な費用が掛かりません

すると他社では費用面から買取できないピアノでも、対応することが可能になります。

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ただバラバラになってしまったピアノなど、修復不可能なピアノも存在するためまずは問い合わせを行うことをおすすめします。

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楽器の買取屋さん以外にも自社工房を持っている業者もありますが、有名な「ヤマハピアノサービス」もそのうちの一つです。

国内の3か所に大型工房を持ち、ヤマハのパーツもそろっているためすぐに修理することができます。

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そんなヤマハピアノサービスと同様に、ピアノの買取屋さんも自社工房があり修理できるのは、とてもすごい強みだと言えるでしょう。

さらに言えばヤマハピアノサービスは、ヤマハのピアノしか買取できませんが、ピアノの買取屋さんはあるとあらゆるメーカにも対応しているのも強みの一つです。

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ピアノの買取屋さんは、多数のメーカーに対応している。

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ピアノの買取業者をどこにするかで迷っているのであれば、ひとまずピアノの買取屋さんに相談することをおすすめします。

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有名業者では当たり前の「出張・査定・搬出・キャンセル無料」

ピアノの買取屋さんを始めとする有名な買取業者では、ごく当たり前のように様々な基本料金が無料です。

要は何の費用もかからないということです。凄いことですよね。

あまり知られていない業者の中には、都合の悪い情報は隠していることもあるかもしれませんが、ピアノの買取屋さんなら心配無用で安心して買取に出せます。

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さらには査定金額に納得できれば、その場で現金化することも可能。

めんどくさがり屋の人やすぐに現金が欲しい人にも向いているのが、ピアノの買取屋さんです。

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【豆知識】高価買取を実現するコツは「相見積」をする

ピアノの買取屋さん 相見積
ピアノの買取屋さん

相見積(あいみつもり)とは、同じサービスを複数の業者から見積もりを取ることを指します。

これにより価格や条件を比較し、最も有利な条件を提供する業者を選ぶことが可能です。

さらに最も買取金額に期待できる業者への見積もりを最後に行うことによって、他社よりも高い金額での買取にも期待できます。

相見積の手順とポイント

ここではおすすめの、ピアノの買取屋さんでの見積もりを最後にした手順を紹介します。

もちろんほかの業者でも同じことができるので、手順を参考に実施してみましょう。

おすすめポイント

「ピアノの買取屋さん」は最後に見積もりをしてもらう

「ピアノの買取屋さん」を確認する

手順① 見積を出す複数の有名な業者を選ぶ

見積もりを依頼する業者を選び出します。

ここでのポイントは、「見積無料」であることです。

当たり前のことですが、見積もりが無料でないと見積もりをしただけで損をしてしまいます。

有名な買取業者であればほとんどの業者で無料なので、安心して見積もりを出せるでしょう。

下記の有名な業者一覧を載せておくので、5社以上は選んでください。

より高価買取の可能性UPに期待できます。

特に「ピアノの買取屋さん」と「楽器高く売れるドットコム」はおすすめなので、必ず選択するようにしましょう。

手順② 選んだ業者に見積依頼を出す

業者を選んだら、それぞれの業者に見積依頼を出します

ここでのポイントは、同じ情報で見積依頼をすることです。

注意点

  • 入力忘れに注意
  • 同じ情報で見積依頼を出すこと

当たり前のことですが、一つでも違う項目で依頼をしてしまうと査定結果に違いが出てしまいます。

正確な査定結果を得るためにも、正確な情報で査定をしてもらうようにしましょう。

おすすめの方法は、最初にピアノのすべての情報を一覧に出しておくことです。

依頼のコツ

  • 最初にピアノの状態をまとめておく
  • 家の環境も一覧に出しておく

そうすれば同じ情報で、査定依頼を出しやすくなります。

手順③ 最後にピアノの買取屋さんで見積依頼を出す

他の業者さんに見積結果が届いたら、最後にピアノの買取屋さんへの査定依頼をします。

「ピアノの買取屋さん」を確認する

ここでのポイントは、「他の業者の査定結果と業者名」をピアノの買取屋さんへの査定依頼と同時に送ることです。

そうすると必ずではないですが、出来る限りの範囲で高価買取に期待できるでしょう。

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特にピアノに傷があったり壊れていたりする場合には、特におすすめする方法です。

ぜひ試してみてください。

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