「後悔した人は何で後悔したの？」
「後悔しやすい人はどんな人？」
「売るときに後悔しないための注意点を教えて！」
愛着のあるギターを手放すときに、誰でも後悔はしたくないはずです。
そこでこの記事では、売って後悔した人の声から後悔しやすい人の特徴、売るときに後悔しないための確認ポイントを詳しく解説しています。
また、もし売ってしまった後にギターをやりたくなった時の対処法までも紹介。
ぜひ最後まで読んでもらって、愛着のあるギターのためにも最善の選択をしてあげましょう。
ギターを売って「後悔した人」たちの声
ここでは、ギターを売って後悔した人の声を紹介します。
自分の心の声と照らし合わせながら、自分の思いを確認してみましょう。
レスポール売るんじゃなかった。ギター手放すもんじゃないね。一期一会だからもう戻っては来ない…。
レスポール売るんじゃなかった。ギター手放すもんじゃないね。一期一会だからもう戻っては来ない…。 pic.twitter.com/KwLMFAXFub
— もふもふ@J-MADNOVA@大野組@音楽 (@yuutoGuiter) August 17, 2024
ギターを売って後悔した人の声一覧
後悔の声① 思い出のあるギターを売ったため
ギターは単なる楽器ではなく音楽の楽しさや努力の証、さらには思い出が詰まった大切な存在です。
初めて買ったギターや学生時代に使っていたギターなど、特別な思い出があるギターを手放すと、物理的にはスペースが空いても心にはぽっかりと穴が空いてしまいます。
お金が急に必要になったりギターを弾く時間が減ったりした結果、手放してしまったものの、思い出がよみがえり後悔の念が押し寄せることが多いです。
後悔の声② 買取価格が安かったため
ギターを売る際、多くの人が期待するのは適正な買取価格です。
しかし実際には、想像よりも低い金額を提示されてショックを受けることがあります。
特に、自分が大切にしてきた高級ギターやブランド品が思ったほど高く売れなかった場合、その落胆は大きいでしょう。
買取価格が安すぎて、売却後に「本当に売るべきだったのか」と悩むケースは珍しくありません。
後悔の声③ オークションでトラブルがあったため
オークションやフリマアプリを通じてギターを売ることは、店頭で売るよりも高額で取引できる可能性がありますが、同時にトラブルも発生しやすい方法です。
取引相手とのコミュニケーションミスや商品の状態に対するクレーム、支払いの遅延など、さまざまな問題が起こり得ます。
これらのトラブルによって、せっかく売れたギターの取引がスムーズに進まないどころか、後悔の原因となることも少なくありません。
後悔の声④ ヴィンテージギターを円高時に売ってしまったため
ヴィンテージギターは、その希少性や歴史的価値から、高い価格で取引されることが多いです。
しかし売却するタイミングを誤ると、後で大きな後悔を感じることになります。
例えば、円高の時期に売ってしまったためにその後の円安局面で買取価格が跳ね上がると、「もう少し待って売ればよかった」と感じるでしょう。
特に1980年代のジャパンヴィンテージギターは現在も人気が高く、価値がさらに上がる可能性もあるため、売るタイミングは慎重に選びたいものです。
後悔の声⑤ 新しいギターの音色に不満があったため
ギターを新しく買い替えるときは、「今まで使っていたギターよりも良い音色になるはず…」と考えることでしょう。
しかし、いざ新しいギターを手にして弾いてみると「前のギターの方が自分にしっくりきた」という経験は、多くのギタリストが抱える悩みです。
このような場合新しいギターに不満を持ち、手放した古いギターを恋しく思い、後悔が生まれます。
後悔の声⑥ 見た目が良いギターだったため
ギターの音色や機能性も重要ですが、見た目のデザインも多くのギタリストにとって大切な要素です。
お気に入りのカラーやデザインのギターを手放すと、その見た目を失ったことへの後悔が生じます。
特にギターは、ステージや写真などで自分を表現する手段の一つです。
そのため見た目が気に入っていたギターを売ってしまうと、その寂しさや後悔の気持ちが強くなります。
後悔の声⑦ 仕方なく売ったため
経済的な事情や生活環境の変化によって、仕方なくギターを売らなければならない状況に陥ることもあります。
本来であれば手放したくなかった大切なギターを、お金やスペースの問題から売ることになり、心の中に後悔が残るケースです。
このような場合、ギターを売ること自体は合理的な選択であっても、気持ちの整理がつかないまま手放してしまったために、後々まで引きずってしまうでしょう。
後悔の声⑧ SNS上でのギターを売って後悔した声
まだちょっとギター弾く気になれなくて、過去動画なんか観てたんだけど、やっぱりこのギターいい音してんな～、十紀夫さんからも『手放しちゃだめだよ』って言われたのに...売ったのちょっと後悔。
— naokichiman (@naokichiman_ysd) June 12, 2022
Jumping Bean／Tokio Uchida (Cover) pic.twitter.com/KK8qsYwudd
売ったのちょっと後悔してるこれ（ギター自体はなんと2000年製。明らかに時代の先を行っていた。） pic.twitter.com/onl15Ohjre
— REV_YUYA (@REV_YUYA) September 27, 2018
ハワイに来るとき泣く泣く売ったギターと同じモデル欲しい…
— みのこ🌻 デザインマーケター (@minoconoyama727) February 19, 2022
高2の頃からの宝物を手放してしまって後悔してる。 pic.twitter.com/W4r1PxR29o
安いギターでもいいからなんかほしい 昔挫折してギター売ったの後悔してる
— カミノ・ザ・ファンク🕺🏝 (@kamino_keita) August 20, 2022
@ZyouNishi 一回金なくてギター売ったけど、なんやかんやで後悔したぞ。
— ゆーや (@yuuya08161) June 26, 2014
今日は俺の持っていた一番古いギターを売ってしまった。
— なかねたけし (@Takeshi_Nakane) April 25, 2017
金が無い訳じゃなくて所謂断捨離ってやつだけど売った後とても切ない気持ちになった。
これが「後悔」ってヤツなのかな pic.twitter.com/Unr8EGma0f
ギターを売って後悔した人に見られる7つの特徴
ギターを手放した後に後悔する人には、いくつか共通する特徴があります。
思い出やこだわりが詰まったギターを売る決断は、単なる物を処分する行為とは異なり、深い感情的な意味合いを持つことが多いです。
ここでは上記の「ギターを売って後悔した人たちの声」をもとに、ギターを売って後悔する人の主な特徴について、性格や行動パターンを踏まえながら紹介します。
ギターを売って後悔した人7つの特徴
後悔した人の特徴① 思い入れが強いタイプ
思入れが強いタイプは、売った後に感情面で後悔することが多いです。
- 初心者時代や学生時代に使っていたギター、特別な思い出が詰まったギターを売って後悔する傾向がある。
- ギターに対して感情的な価値を持ち、物に対する執着が強いタイプが多い。
後悔した人の特徴② 金銭面に敏感なタイプ
金額に敏感で、適正な価格だとしても後悔してしまいます。
- 買取価格に期待しすぎて、実際の査定額が安かったときにショックを受け、後悔することが多い。
- ギターの経済的価値を重視し、結果的に納得できない価格に悔やむことがある。
後悔した人の特徴③ 心配性で細かいことが気になるタイプ
取引の際、相手のちょっとしたしぐさや返答が気になり、スッキリしません。
- 発生するトラブルに敏感で、取引がスムーズに進まないことにストレスを感じやすい。
- 完璧主義的な性格が災いし、少しのトラブルでも後悔につながることが多い。
後悔した人の特徴④ 調べ物が苦手なタイプ
円高や円安などの経済状況を知らないまま売って、後悔しやすいです。
- ヴィンテージギターなど、価値が変動するものを適切なタイミングで売れずに後悔する。
- 経済の動向や市場の動きを深く理解していないため、売るタイミングを間違えて後悔する。
後悔した人の特徴⑤ 決断が早すぎるタイプ
せっかちなタイプな人は、すぐに売ることを決めてしまって後悔します。
- あまり考えずに売却をして、後悔する。
- 物事をじっくり考える傾向がありながらも、購入や売却を急いでしまい、後悔しがち。
後悔した人の特徴⑥ 美的センスに敏感なタイプ
売った後に前のデザインよりいいギターに出会えずに、後悔します。
- ギターの見た目が気に入っていたため、売った後にそのデザインを失ったことを後悔する。
- 見た目に対するこだわりが強く、物に対する美的価値を重要視するタイプ。
後悔した人の特徴⑦ 周りに流されやすいタイプ
自分以外の理由で売ってしまって、内心で後悔してしまいます。
- 経済的な理由や環境の変化により、やむを得ず大切なギターを売ってしまい、後悔する。
- 理性的な判断ができるものの、周りの意見に押されがちで、売った後に後悔する。
これらの特徴からギターを売って後悔した人は、感情や思い出、こだわりを大切にする性格の人が多いことがわかります。
このことから経済的な面でも慎重に考えつつ、決断のタイミングを見誤らないように注意が必要でしょう。
ただ、売ってしまった人の多くが後悔している訳でもなさそう
創業から75年を超える老舗ギターブランド「フェンダー」が行った調査によると、「初心者のうち90%の人は、ギターを一年以内にやめてしまう」結果が得られました(rollingstonejapan.com：老舗ギターブランド「フェンダー」が成長し続けている理由)。
詳しい調査の内容は分かりませんが、フェンダーのCEO「アンディ・ムーニー」氏によるインタビューのため、事実であることは間違いないでしょう。
このことからもしギターを辞めてしまったとしても、それほど珍しいことではないと言えます。
ギターを短い期間でやめて売ってしまったとしても、特に愛着が無いのであれば後悔しない人もいるでしょう。
要はそこに「迷う理由があるか」ということです。
自分の内面を良く見つめて、自分の本心に気付いてあげましょう。
【結論】迷う理由があれば売らない、無ければ売る
後悔した人の声を聴くと、前もって自分の気持ちに気付けていれば後悔しないで済むことがほとんどのように見えます。
「無くなって改めて、ギターへの思いに気づいた」
「買取価格が安くて、思い出だけ無くして損した気分」
などと後悔してしまうかもしれないと、少しでも思うのであれば「売らない」ことが無難だと言えるでしょう。
一方で、始めて一年で90%の人がギターを辞めている事実もあるため、愛着がなくそれほど思入れがない場合であれば、「売ってしまうことはアリ」とも言えます。
迷う理由が少しでもあれば「売らない」、特になければ「売る」。
思いきりさと慎重さを両立させた、後悔の無い決断をするように心がけましょう。
ギターを売るとしたら後悔しないために確認したいこと
ギターを売るとしたら、まず決める必要があるのが「どこに売るか」という点です。
ギターを売れる場所は主に4タイプあり、1つ目が「楽器の買取専門店」、2つ目は「街中の楽器屋」、3つ目は「フリマサイト」、そして最後に「リサイクルショップ」です。
「楽器の買取専門店」は家に来てくれるので、ほぼお任せで売れて便利
「
楽器の買取屋さん」や「
ニーゴリユース」などの楽器の買取専門店では、出張買取というサービスを行っているため、電話一本で家にまで来て査定してくれます。
移動の時間を割く必要がなく、時間がない人やめんどくさがり屋の人に向いています。
中には楽器屋さんでも出張買取を行っているところもあるので、そちらを利用してもいいでしょう。
楽器の買取専門店を詳しく知りたい人は、こちらの記事「全国版「楽器買取おすすめランキング」と高額買取のコツを徹底解説！
」で詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。
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面倒でもとにかく高額で売りたい人は「フリマサイト」…ただし初心者には向いていない
フリマサイトは個人間の取引で、経費や利益を加味しないで売ることができるため、高額で売ることができます。
買取屋などの業者に売った場合は、買取にかかる費用や利益分を考えての買取金額を決める必要があり、買取価格がやや下げざるを得ません。
そのためとにかく高額で売りたいのであれば、フリマサイトが最も向いている売却方法です。
ただし欠点もあります。
フリマサイトは、「自分で価格を決める」必要がある点や、オークションによって「思ったより価格が付かない」こともあり、初めての人には少し難易度が高いです。
そのため、何も知らないでフリマサイトで売ってしまうと、安く買い取られて転売されたり、損をしたりすることもあります。
フリマサイトを利用したことの無い人は、他の買取場所を選択するようにしましょう。
リサイクルショップは店員の知識不足に注意が必要
身近に店舗があり手軽に利用できる反面、店員の知識不足には注意が必要です。
手軽に身近にあるということは、その分働いている人数も多くなりその結果、専門知識ない店員が多くなります。
専門知識がない店員が対応すると、適正な価格で売れずに安く買い取られてしまうこともあり得るでしょう。
身近なリサイクルショップは、高く買い取ってほしい人にはあまりおすすめできない売却方法です。
もしもまたギターを弾きたくなったら…？
ギターを売ったことを後悔して、またギターを弾きたくなる時が来るかもしれません。
しかし愛着にあるギターは、すでに手元にはもう…。
そこで、少しでも心の支えになるように代案を考えてみました。
あまりいい案は無いかもしれませんが、新しいことを始める一つのきっかけにしてもらえたら幸いです。
ギターを弾きたくなった時の代案一覧
代案① 同じモデルのギターを探してみる
売ってしまったギターは、全く同じものが戻ってくる可能性は低いです。
そのため喪失感を紛らわせるためには、同じモデルのギターを探してみましょう。
同じモデルであれば、引いた感触や音色、デザインなどの特徴も近いものが手入ります。
昔のギターを思い出しつつ、新しいギターを手にすればきっと喪失感は和らぐことでしょう。
代案② 前と違う新しいギターを購入する
新しい出発点として、前のモデルとは違うギターを買う手もありです。
違うモデルのギターを買えば、今までと違うギターの魅力に気付き、前よりも増して没頭できるかもしれません。
できれば前よりもグレードの高いギターを買うことで、より愛着も湧きやすくなるでしょう。
代案③ 別の中古ギターを探す
新品のギターは高いという人は、中古のギターの購入を検討してみましょう。
中古のギター出れば、新品に比べて手ごろな価格で手に入りやすく、お財布にもやさしいです。
また、前と同じようにやめてしまう不安があったとしても、中古ギターあればそれほど気にしないで売却できるでしょう。
代案④ レンタルギターを活用する
「またやめてしまうかも…」という人は、レンタルギターで試してみる手もありでしょう。
レンタルギターであれば、月額数千円で借りることができ、試しに弾くにはうってつけの方法です。
試しに借りてみて、情熱がよみがえってきたら新しいギターの購入を考えることができます。
代案⑤ ギターを貸してくれる友人や知人を探す
身近な友人や知人でギターをやっている人はいませんか？
もし思い出してみて、身近でギターをやっている人がいれば、余っているギターはないか相談してみましょう。
ギターをやっている人であれば、2本以上持っている人も多いため、気軽に貸してくれる人もいるかもしれません。
または試しに、「1週間だけ貸して」なんてこともできるでしょう。
代案⑥ 別の楽器を始める
ギターへの情熱を別の楽器へぶつけてみるのも、新しい自分が見えてくるきっかけになるかもしれません。
ピアノやキーボード、ドラム、サックスなど楽器は無数にあります。
新しい楽器を始めてみれば、新たな楽しさに出会えるかもしれません。
代案⑦ 弾きたいギターを購入するための計画を立てる
少し現実的な話になりますが、どうしても欲しいギターがあれば「お金を貯める」ことも大切なことの一つです。
何となく「このギターでいいや」と妥協してしまうと、そこでまた後悔してしまうこともあるかもしれません。
そうならないためにも、欲しい少し高額のギターを買うための「毎月1万円貯める」などの目標を設定して、計画的にためてみてはいかがでしょうか？
新しいギターを待つのも、また楽しさの一つと言えるでしょう。
「ギターを売って後悔」に関連する質問
使わなくなったギターはどうすればいいですか？
処分をするか買取を依頼するかのどちらかです。
壊れた楽器を処分する方法は、楽器の大きさや種類、材質によって異なります。
詳しくはこちらの記事「買取不可能？「壊れた楽器やギター」を諦めるのはeasy【相談◎業者】」をご覧ください。
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「壊れた楽器やギターはどこで売れるの？」 「なんで壊れていても買い取れるの？」 「壊れた楽器の処分方法を知りたい！」 自分の持っている楽器が壊れていたら、買取できるのか不安ですよね…。 そこでこの記事 ...
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ギターを売る理由は何ですか？
「弾かなくなった」「置き場所がない」「お金が欲しい」など人によって様々です。
またその人の性格よっても、自分では売りたくないのに奥さんから「売ってお金にして」と言われ、言うとおりにしたなんてこともあるようです。
ギターを売ると税金はかかりますか？
50万円以下なら特別控除額により、税金はかかりません。
通常は30万円を超える収入は総合課税の譲渡所得に該当するため課税対象となります。
しかし楽器を売った時の収入は総合譲渡となり、総合譲渡は50万円の特別控除があるので、50万円までの収入であれば税金はかかりません。
ギターを売るには弦を張替えたほうがいいですか？
より高く売りたいのであれば、新しい弦の方が査定が高くなります。
査定はギターの状態や音色も査定対象のため、古い弦がはったりギターは音色に影響が出ることが考えられるので、張り替えたほうがより高額査定に期待できます。
また、古い弦は買取後に業者で張り替えるため、その費用の分も含めて査定されるので、査定金額が低くなる傾向です。
ただし、金額が安くてもいいという場合には、無理に張り替える必要はないでしょう。