ブックオフの楽器買取|楽器を売れる店は779店中135店だった

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押し入れから出てきたギターを抱えて、スマホで「楽器 買取」と検索する。地図つきの枠が出て、そこに近所のブックオフが並ぶ。車で15分。よし、明日持っていくか——。

その前に、5分だけくれ。その店が楽器を買う店かどうかは、地図には書いていない。

え、ブックオフってどこでも楽器買ってくれるんじゃないの?

俺もそう思ってた。だから公式の店舗検索で数えたんだ。楽器を「売りたい」で絞ると、779店のうち135店だった

この記事は、ブックオフの公式ページを2026年9月8日に片っ端から開いて、数字を数えた記録だ。宅配買取のサイズ条件、買取対象のリスト、店頭で楽器を扱う店の数。全部、公式に書いてあることだけを並べた。

先に立場を言っておく。俺はブックオフに査定を出していない。だからここに「いくらで売れた」という話は一行も出てこない。書いてあるのは公式の記載と、それを数えた結果だけだ。

この記事でわかること
  • 店頭で楽器を売れるブックオフは、全779店のうち何店か(公式の店舗検索で実測)
  • 楽器専門の査定士に、まず1社見てもらう(査定だけでもOK)
  • 宅配で送れる箱のサイズが、公式ページによって140cmと170cmに分かれる話
  • ウクレレ・バイオリン・和楽器が、宅配買取では対象外と書かれていること
  • 電子ピアノの年式条件が、店頭と宅配で「5年」「8年」に分かれる理由
  • 申し込む前に、自分で確認しておくべき3つのこと
目次

結論:ブックオフは楽器を買う。ただし「どこで」「何を」が細かく分かれている

最初に結論を置く。調べた範囲で言えるのは、この3行だ。

  • ブックオフは楽器を買っている。公式FAQに買取対象の楽器が12行並んでいる
  • ただし店頭で楽器を扱う店は、全779店のうち135店だった(2026年9月8日・公式店舗検索)
  • そして買える品物とサイズの条件が、店頭・宅配・出張で別々に決まっている

つまり「ブックオフは楽器を買うのか」という問いの立て方が、そもそも合っていない。正しい問いは「どの窓口に、何を出すのか」だ。ここを間違えると、車を出したのに断られる。

ネットの記事を読んでいると「ブックオフは楽器を買い取らない」と書いてあるものがある。あれは正確ではない。逆に「全国どこでも楽器OK」も違う。どちらも、窓口の違いを飛ばしている

この記事で使った材料

数字の出どころをはっきりさせておく。すべて2026年9月8日に実際に開いて確認したものだ。

  • ブックオフ公式(www.bookoff.co.jp)——店頭買取・買取方法の案内
  • ブックオフ宅配買取(sell.bookoff.co.jp)——宅配の条件・カテゴリ別ページ
  • 公式のよくある質問(support-online.bookoff.co.jp)——楽器の買取対象リスト
  • ブックオフグループホールディングス公式・国税庁 法人番号公表サイト——会社情報

なお、かつての宅配買取ドメイン bookoffonline.co.jp は、現在 sell.bookoff.co.jp へ転送される。古い記事がこちらのURLを載せていることがあるが、別サービスではなく同じものだ(2026年9月8日時点)。

店頭で楽器を売れるブックオフは、779店のうち135店だった

ここが、この記事でいちばん渡したい数字だ。地図に出たブックオフに車を出す前に、これだけは知っておいてほしい。

ブックオフの公式店舗検索には、取扱商品で店を絞り込む機能がある。楽器は「弦楽器」「管楽器」「楽器周辺機器」「その他楽器」の4カテゴリに分かれていて、しかも「売りたい商品」と「買いたい商品」を別々に指定できる

  • 弦楽器管楽器楽器周辺機器その他楽器の4カテゴリ
  • 「売りたい」と「買いたい」は別指定——売る側で絞らないと意味がない

売りたい側で4カテゴリのいずれかにチェックを入れて数えた結果が、これだ。

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絞り込み該当店舗数
絞り込みなし(全店舗)779店
売りたい:楽器4カテゴリのいずれか135店(17.3%)
 うち 弦楽器133店
 うち 楽器周辺機器132店
 うち その他楽器119店
 うち 管楽器105店
買いたい:楽器4カテゴリのいずれか93店

出典:ブックオフ公式 店舗検索(2026年9月8日確認)。779分の135は、およそ17.3%。分子135・分母779で計算した。

言い方を変えると、店頭で楽器を持ち込めるブックオフは6店に1店の割合ということになる。地図の枠に出た店が、その1店である保証はどこにもない。

管楽器だけ105店と少ないのは、何か理由があるんですか?

公式に理由は書かれていない。ただ、管楽器は状態の見極めが難しい。タンポやピストンの動きは、扱ったことがある人間じゃないと判断できないからな

20県は、楽器を売れる店が1店もなかった

135店がどこにあるのかも数えた。全国に散らばっているわけではない。27都道府県に集中していて、残る20県は0店だった

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店舗数都道府県
10店以上東京30/神奈川16
5〜9店埼玉9/千葉9/大阪9/徳島7/愛知7/兵庫6
2〜4店京都4/広島4/福岡4/宮城3/群馬3/山梨3/長野3/岡山3/岐阜2/三重2/滋賀2/奈良2
1店だけ北海道/茨城/静岡/和歌山/香川/長崎/沖縄
0店残り20県

出典:ブックオフ公式 店舗検索(2026年9月8日確認)。内訳の合計は30+16+9+9+9+7+7+6+4+4+4+3+3+3+3+3+2+2+2+2+1+1+1+1+1+1+1=135で、検算が合う。

東京と神奈川だけで46店。135店の3分の1が首都圏2都県に集まっている計算になる。地方に住んでいる人ほど、店頭という選択肢が細くなる。

長崎で確かめた話とつながった

長崎県は1店だけで、しかも佐世保市の店だった。長崎市内は0店。以前長崎の楽器買取を調べたとき、「楽器 買取 長崎」の地図の2番目にブックオフ長崎葉山店が出るのに、業種の表示が古本屋だった。あのとき「地図が答えになっていない」と書いたが、店舗検索の数字とちゃんと一致していた。

看板の種類でも分かれている

135店を店舗ブランド別に分けると、もう一段はっきりする。ブックオフには複数の業態があり、楽器を扱う比率が業態によって違う

  • BOOKOFF SUPER BAZAAR……51店
  • BOOKOFF……43店
  • Rehello……22店
  • BOOKOFF PLUS……17店
  • B・STYLE……1店/from・B……1店

出典:同上。51+43+22+17+1+1=135大型の「SUPER BAZAAR」が最多で、次いで通常の「BOOKOFF」。売り場面積が広い業態ほど楽器を置いている、という傾向が数字に出ている。

ここは、俺がハードオフを調べたときに書いたことと同じ構造だ。ハードオフも業態で扱うものがまったく違う。看板を見ないで「近いから」で決めると、土俵の違う店に出すことになる。

じゃあ結局、行く前にどうすりゃいいの?

公式の店舗検索で「売りたい商品」に楽器を入れて絞る。それだけだ。1分で終わる。車を出す前にやっとけ

ちなみに、公式の楽器買取ページに置かれている「店舗検索」のリンクは、この135件の検索結果を直接指している。公式自身が「全店ではない」と示している形だ。

同じ楽器買取ページには、こういう注記もある。

※ 店舗により取扱い商品が異なります。詳しくは各店舗までお問合わせ下さい。

(出典:ブックオフ公式 楽器の買取・査定ページ/2026年9月8日確認)

公式がはっきりそう書いている。店ごとに違うことは、隠されていない。ただ、地図から来た人はこの注記まで辿り着かないだけだ。

宅配で送れる箱のサイズは、公式ページによって140cmと170cmに分かれる

店頭が135店なら、残りは宅配だ。宅配は全国どこからでも使える。ただし箱のサイズに条件がある。ここで数字が2通り出てくる。

先に断っておくと、これは「公式サイトが間違っている」という話ではない。ページごとに役割が違う可能性があるし、対象の品目も違う。ただ、送る側からするとどちらの数字に合わせて箱を選ぶかで結果が変わる。

サイズの記述は21箇所あり、楽器に関わるのは140cmと170cmの2通り

ブックオフの宅配買取関連ページを、リンクを辿って端から開いた。sell.bookoff.co.jp と www.bookoff.co.jp で220ページ、公式のよくある質問で358ページ。3辺のサイズが出てくる箇所は全部で21箇所あった

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数字出てくる箇所対象
170cm10箇所楽器・オーディオ・持ち込み発送ほか
140cm9箇所楽器・オーディオ・アウトドア・釣り具ほか
160センチ2箇所車・バイク用品(楽器には適用されない)
重量 25kg7箇所全カテゴリ共通

出典:ブックオフ公式各ページ(2026年9月8日確認)。楽器に関わる数字は140cmと170cmの2通り。160センチは車・バイク用品の梱包条件なので、楽器には関係ない。

重量のほうは25kgの1通りだけで、ここは揺れていない。表記が「25kg」と「25Kg」で分かれている箇所はあるが、数字は同じだ。

同じ1ページの中に、140cmと170cmが両方載っている

ここが、今回いちばん驚いたところだ。別々のページで数字が違うのではない。1枚のページの中に、両方の数字が入っている

宅配買取の「楽器・音楽機器」カテゴリのトップページだ。上に箱詰めの手順、下によくある質問がある。

4.縦+横+高さの3辺合計が140cmを超えないように箱詰めしてお送りください。

(出典:ブックオフ宅配買取 楽器・音楽機器ページ「箱詰め方法」/2026年9月8日確認)

そして同じページを下までスクロールすると、こう書いてある。

お送りいただく荷物の大きさはは、縦+横+高さの3辺合計が170cmに収まるサイズでお願いしております。サイズをご確認のうえお申込みください。

(出典:同ページ「よくある質問」>大型のオーディオを送ってもいいですか/2026年9月8日確認。「大きさはは」は[原文ママ]

箱詰めの手順は140cm、よくある質問は170cm。同じページだ。しかもオーディオのカテゴリページでも、同じ組み合わせが起きている。

どっちに合わせればいいんですか…

送る前に電話で聞くのが一番早い。30cmは、ギターケースなら入るか入らないかが変わる差だからな

「3辺が」なのか「3辺の合計が」なのか

もう一点、読み方で迷いやすい箇所がある。公式FAQの目立つ警告ブロックだ。

大型楽器は集荷・返却ができない可能性がありますので、宅配でのご送付はお控えください
(目安として、3辺が140cm以上になるもの)

(出典:ブックオフ公式 よくある質問「楽器は買取できますか」/2026年9月8日確認)

3辺が140cm以上」だと、3辺の合計なのか、1辺が140cmなのか読み取れない。ギターケースは長辺だけで110cm前後あるから、この差は大きい。

ところが同じページの下のほうに、答えが書いてある。買取対象外を列挙した箇所だ。

・大型楽器(3辺の合計が140cm以上のもの)

(出典:同ページ「なお、以下は買取対象外となります」/2026年9月8日確認)

こちらは「3辺の合計が」と書いてある。21箇所のうち20箇所は「合計」と明記されていて、「合計」の語がないのは上の警告ブロックの1箇所だけだった。読み方は「3辺の合計」で揃えて問題ない

ついでに言うと、170cmの出どころは楽器の販売ページ側にある。

・大型楽器(3辺(縦×横×高さ)の合計が170cmサイズ(25kg以下)までのもの)

(出典:ブックオフ宅配買取 楽器ページ「お送りいただけないもの」/2026年9月8日確認)

この一文は日本語としても読みにくい。「お送りいただけないもの」という見出しの下に「170cmまでのもの」と書いてあるので、そのまま読むと逆の意味に取れてしまう

結局どうすればいいか

厳しいほうの140cmに合わせて箱を選べば、どちらの記載にも引っかからない。それで入らないサイズなら、宅配は最初から向いていない。店頭か出張、あるいは大型に対応する別の業者を当たったほうが早い。

3辺の合計140cmというのは、たとえば 60cm×50cm×30cm でちょうど140cm。ギターを寝かせて入れる箱には、まず足りない。

ギター寝かせたら普通に超えるじゃん…

そうなんだ。だからギターの宅配は、最初からギリギリの勝負になる。測ってから決めろ

この「送れるサイズ」の話は、チューバの買取を調べたときにも突き当たった。あのときも、品目のページではなく宅配の条件ページに答えが隠れていた。大きい楽器は、品目ではなく寸法で外れる

スピーカーやアンプでも同じ壁に当たる。数字は業者ごとに違うが、「箱に入るか」で先に振り分けられる構造はどこも同じだった。

箱のサイズで悩むくらいなら、家まで来てもらったほうが早い場面もある。出張なら、そもそも箱に詰める必要がない。上に置いたのは楽器専門で出張査定をしている業者で、査定料と出張料はかからないと公表している。

宅配で送れる楽器は12行、送れない楽器は7項目

サイズの次は品目だ。公式のよくある質問に、買取対象と対象外が箇条書きで載っている。まず対象のほうから見ていく。

買取対象の楽器および楽器用具は以下となります
・ギター、ベース
・木管楽器(フルート・クラリネット・サックスなど)
・金管楽器(トランペット・ホルンなど)
・DJ機器(ターンテーブル、DJ用CDプレイヤー、DJミキサー、デジタルDJ機器)
・エフェクター
・楽器アンプ
・マイク
・シンセサイザー
・キーボード
・PAスピーカー
・ドラムパーツ
・電子ドラム / 電子ピアノ(どちらも発売から8年未満)

(出典:ブックオフ公式 よくある質問「楽器は買取できますか」/2026年9月8日確認)

買取対象は12行。ギター・ベース、木管、金管がいちばん上に来ている。ギター管楽器は、はっきり買取対象だ。

問題は、その下に続く対象外のリストのほうにある。

ウクレレ・バイオリン・和楽器は、宅配買取では対象外と書かれている

同じFAQの下のほうにある。ここは全文を引く価値がある

なお、以下は買取対象外となります
・動作不良、破損や汚れがあるもの
・改造や修理をしているもの
・発売から8年以上経過したキーボード
・ウクレレ、バイオリン、ハープなどの弦楽器
・ピアノ、オルガン、エレクトーンなどの鍵盤打楽器
・三味線・二胡・琵琶・尺八・雅楽器・琴・大正琴・太鼓などの和楽器
・大型楽器(3辺の合計が140cm以上のもの)

(出典:同上/2026年9月8日確認)

7項目ある。ここを読み落とすと、送ってから戻ってくることになる。

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宅配で送れる宅配では対象外
ギター、ベースウクレレ、バイオリン、ハープ
木管楽器(フルート・クラリネット・サックス)三味線・琴・尺八・太鼓などの和楽器
金管楽器(トランペット・ホルン)ピアノ・オルガン・エレクトーン
エフェクター/アンプ/マイク動作不良・破損・汚れがあるもの
シンセサイザー/キーボード改造や修理をしているもの
DJ機器/PAスピーカー/ドラムパーツ発売から8年以上のキーボード
電子ドラム/電子ピアノ(発売から8年未満)3辺の合計が140cm以上の大型楽器

ここで線の引き方に気づいてほしい。ギター・ベースは買うのに、ウクレレとバイオリンは買わない。どれも弦を張った楽器なのにだ。

ウクレレなんてギターより小さいじゃん。なんでダメなの?

公式に理由は書かれていない。ただ店側の目線で言えば、売り値が読める品物かどうかだ。型番で相場が決まるギターと、個体差で値が動くバイオリンは扱いが違う

推測はここまでにしておく。公式が書いているのは「対象外」という事実だけで、理由は書かれていない。

該当する楽器を持っているなら、出し先を変えたほうが早い。ウクレレバイオリンは、それぞれ専門に見る業者がいる。対象外のリストは「うちより合う店がある」という案内だと読めばいい

「動作不良、破損や汚れがあるもの」が1行目に置かれている

7項目のうち、いちばん引っかかる人が多いのがこれだ。しかもリストの1行目に置かれている。

買取業者の広告では「壊れていても査定します」と書いてあるものをよく見る。ブックオフの宅配買取は、そこを逆に書いている

汚れって、どのくらいからダメなんでしょう…

そこは公式に書かれていない。だから拭いてから出す。それだけで印象は変わる

楽器の販売ページ側にも、似た注記がある。

※ 上記以外でも壊れているお品物に関しては買取対象外になる場合がございます。

(出典:ブックオフ公式 楽器の買取・査定ページ/2026年9月8日確認)

さらに、減額の条件も明記されている。知らずに送ると効いてくる。

楽器ケースなどにステッカーがついている場合は、減額での買取となることがございます
また、箱や保証書、付属品の不足も減額対象となる場合がございます
お手元にあるものは可能な限り同梱してご送付をお願いします

(出典:ブックオフ公式 よくある質問「楽器は買取できますか」/2026年9月8日確認)

ケースのステッカーで減額。バンドをやっていた人なら、ハードケースにステッカーを貼っている確率はかなり高いはずだ。

俺のケースもステッカーだらけだ。あれは思い出だから剥がさない。ただ、値段が下がる理由を後から知るのは気分が悪いだろ

ネックが反っている、ピストンが上がってこない、ジャックの接触が怪しい。どれも公式の対象外に当たる。そういう1本を持っているなら、壊れた楽器を受けてくれる業者を先に当たったほうが話が早い。

下に置いたのは管楽器と弦楽器を専門に見ている業者だ。自社に工房を持っていて、多少の不具合では減額しないと公表している。ブックオフが対象外に挙げた品物と、ちょうど裏返しの守備範囲になる。

電子ピアノの年式が「5年」と「8年」に分かれるのは、窓口が違うから

ここは読み違えやすいので、丁寧にいく。電子ピアノの年式条件が、公式サイトの中で2通り出てくる。ただしこれは食い違いではなく、窓口の違いだ

まず、宅配買取のFAQ側。ここでは電子ピアノは買取対象に入っている。

・電子ドラム / 電子ピアノ(どちらも発売から8年未満)

(出典:ブックオフ公式 よくある質問「楽器は買取できますか」/2026年9月8日確認)

次に、店頭買取を案内する楽器ページ側。こちらでは買取対象外のリストに入っている。

【買取対象外商品】
■コピー品・模造品 / ■輸送や処分が困難なもの EX.)電子オルガン(エレクトーン)、ピアノ / ■製造から5年以上経過した電子ピアノ / ■民芸品、手工芸品 EX.)バイオリン、三味線、琴、ハープ、雅楽器 / ■データ消去や動作確認が出来ないもの

(出典:ブックオフ公式 楽器の買取・査定ページ/2026年9月8日確認。改行位置を詰めて引用した

並べると、こうなる。

  • 宅配買取(FAQ)……発売から8年未満なら買取対象
  • 店頭買取(楽器ページ)……製造から5年以上は買取対象外

年数も起算点も違う。ただし、これを「サイトが矛盾している」と読むのは早い。適用される買取方法が別なので、そもそも比べる対象ではない

でも読む側からしたら、どっちが自分に当てはまるのか分からないですよね

そこだよ。だから「自分はどっちの窓口を使うのか」を先に決める。決めてから条件を読む。順番が逆だと混乱する

ちなみに「発売から」と「製造から」も別物だ。2018年発売のモデルを2022年に製造した個体なら、発売からは8年、製造からは4年になる。同じ1台で答えが変わる。

  • 宅配で送るつもりなら——発売年を調べる(8年未満か)
  • 店頭に持ち込むつもりなら——製造年を調べる(5年未満か)
  • どちらも取扱店・受付状況で変わるので、電話で1本確認するのが確実

年式で引っかかった電子ピアノをどうするかは、電子ピアノの処分方法を10通り並べた記事にまとめてある。買取以外の出口も含めて比べたほうがいい。

ピアノも、窓口によって扱いが変わる

同じことがピアノでも起きている。宅配のFAQでは「ピアノ、オルガン、エレクトーンなどの鍵盤打楽器」が対象外だ。楽器ページでも「輸送や処分が困難なもの」に入っている。

ところがエリア別の出張買取ページには、ピアノが載っている

アップライトピアノ/グランドピアノ/ YAMAHA/KAWAI/その他メーカー ※見積・運搬費用は無料。成約後、後日運搬になります。

(出典:ブックオフ公式 出張買取の案内ページ/2026年9月8日確認)

同じページには楽器の取扱品目も明記されている。

【楽器】電子ピアノ/ギター/ベース/キーボード/アンプ/スピーカー/ミキサー/ターンテーブル 等
※鍵盤とスタンドが分解できる商品、かつ運搬できるサイズのみ可能です。エレクトーンは取り扱いできません。

(出典:同上/2026年9月8日確認)

つまり「ブックオフはピアノを買わない」と一律には言えない。宅配と店頭では対象外だが、出張なら条件つきで受けている地域がある。エレクトーンだけは、この出張のページでも対象外と書かれている。

ここが今回いちばん学びになった点だ。買取の条件は、業者ごとではなく窓口ごとに決まっている。1ページだけ読んで結論を出すと、たいてい間違える。

買取方法は4つある。ただし「店頭出張買取」という名前は公式にない

窓口の話が出たので、整理しておく。ブックオフ公式は買取方法を「選べる4つの買取方法」と案内している。この4つを取り違えている記事が多いので、正式名称から確認する。

ネット上の解説では「店頭買取/宅配買取/出張買取センター/店頭出張買取」と書かれていることがある。だが公式の表記は違う。正しくは「店舗出張買取」だ。「店頭出張買取」という語は、確認した公式ページのどこにも出てこなかった(2026年9月8日時点)。

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買取方法点数の下限支払い楽器の記載
店頭買取1点からその場あり(135店のみ)
宅配買取記載あり(ジャンル別)後日あり(対象12行・対象外7項目)
出張買取センターセンターごとに確認1〜2週間後に振込エリア別ページにあり
店舗出張買取50点以上その場で現金案内ページには記載なし

出典:ブックオフ公式 買取方法の案内ページほか(2026年9月8日確認)。

楽器を売る立場で見ると、実質的な選択肢は店頭・宅配・出張買取センターの3つになる。店舗出張買取は「本・CD・DVD・ゲームなどあわせて50点以上」が条件なので、ギター1本では申し込めない

50点って、けっこうな量だな…

引っ越しや部屋の片づけで本ごと出すなら現実的な数字だ。楽器だけを売りたいなら、この窓口は最初から外れる

なお、店舗出張買取の「その場で現金」には公式に例外の注記が付いている。

※お品物を店舗に持ち帰らせていただき、査定後に銀行振込で代金をお支払いする場合もございます。

(出典:ブックオフ公式 買取方法の案内ページ/2026年9月8日確認)

必ずその場で現金、とは書かれていない。ここも読み飛ばされやすい一文だ。

もうひとつ。18歳未満は、店舗出張買取・出張買取センター・宅配買取では売れないと明記されている。学生が親の同意なく機材を手放す、ということはできない仕組みになっている。

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出張買取査定士が自宅に来る 宅配買取ダンボールで送る 店頭買取店舗に持ち込む
おすすめ度 S
楽器買取に最適
B A
手軽さ ◎ 自宅で完結電話1本で予約→自宅で待つだけ △ 梱包が手間梱包→発送→入金まで数日 △ 運搬が必要重い楽器を自分で運ぶ必要あり
査定スピード ◎ 最短30分〜即日その場で査定→即現金 ✕ 数日〜1週間到着後に査定→振込 ◎ 即日その場で査定→即現金
費用 無料出張料・査定料0円 無料送料・ダンボール無料の業者あり 交通費は自己負担ガソリン代・駐車場代など
大型楽器
(ピアノ・ドラム等)
◎ 最適重くても運ぶ必要なし ✕ 難しい梱包・配送のリスク大 ✕ 難しい車への積み込みが大変
小型楽器
(エフェクター等)
◎ 対応可 ◎ 最適小さいので梱包が楽 ◎ 対応可
配送時の
破損リスク
◎ リスクなし目の前で査定するため ✕ リスクあり配送中にネック折れ等の可能性 △ 自分で注意運搬時の取り扱い次第
価格交渉 ◎ しやすい対面で査定理由を聞ける ✕ しにくい電話やメールでのやり取り ◎ しやすいその場で交渉可能
キャンセル ◎ 無料納得いかなければその場で断れる △ 返送料に注意業者によっては返送料自己負担 ◎ 無料そのまま持ち帰ればOK
対応エリア 全国対応主要業者は全国出張可能 全国対応どこからでも発送可能 店舗がある地域のみ近くに店舗がないと利用不可
一度に売れる数 ◎ 制限なし何点でもまとめて査定OK △ ダンボールの数大量だと箱数が増え手間も増える △ 運べる分だけ車に積める量が上限
メリット
まとめ
・自宅にいるだけでOK
・大型楽器も対応
・その場で現金受け取り
・破損リスクゼロ
・まとめて大量に売れる
・対面不要で気楽
・忙しくても時間を選ばない
・小型楽器に向いている
・全国どこでもOK
・その場で現金受け取り
・対面で価格交渉できる
・自分のペースで持ち込める
・査定を目の前で見れる
デメリット
まとめ
・自宅に人を入れる必要あり
・日程調整が必要
・在宅している必要がある
・梱包が面倒
・配送中の破損リスク
・査定まで数日かかる
・価格交渉がしにくい
・重い楽器を自分で運ぶ
・近くに店舗がないと利用不可
・移動時間と交通費がかかる
こんな人に
おすすめ
・ギターやピアノなど大きい楽器を売りたい
・複数の楽器をまとめて売りたい
・楽に高く売りたい人
・エフェクターやマイクなど小型機材を売りたい
・人と会わずに売りたい
・近くに業者がない地域の人
・すぐ現金が欲しい
・自分の目で査定を確認したい
・近くに専門店がある人

※査定スピードは各社公式サイトの表記です(2026年8月4日確認)。実際の対応時間はエリア・時間帯・混雑状況により異なります。各業者により対応状況が異なります。詳しくは各公式サイトでご確認ください。

上は買取方法そのものの比較表だ。業者を問わず、出張・宅配・店頭のどれが自分の荷物に合うかを決めるときに使ってほしい。

出張買取センターは、対応エリアの書き方が3通りあった

出張買取センターについては、対応エリアの数え方でも揺れが出た。案内ページ、一覧ページの本文、一覧ページの末尾で、挙がっている都道府県の数が違う。

  • 案内ページの対象エリア……12都道府県の一部地域
  • 一覧ページの本文……13都道府県(17エントリ)
  • 一覧ページの末尾……11都道府県

しかも案内ページには福岡県が挙がっているのに、一覧ページ側には福岡のセンターが1件もない。逆に一覧には群馬県と香川県が載っている。

これも責める話ではない。センターの開設・閉鎖は動くものだし、更新のタイミングもある。ただ対応エリアを記事の数字で覚えないほうがいいとは言える。自分の市が入っているかは、申し込む直前に見るのが正解だ。

買取価格を検索できるが、楽器は対象に入っていない

「いくらになるか先に知りたい」という人向けの話をしておく。ブックオフには買取価格を事前に検索できるページが実在する。これは他社にはあまりない仕組みで、評価できる点だ。

ただし、対象のジャンルが決まっている。

ジャンル / 書籍 / コミック / CD / DVD・ブルーレイ / ゲーム

(出典:ブックオフ公式 買取価格検索/2026年9月8日確認)

5分野だけで、楽器は入っていない。公式の楽器買取ページの本文も機械的に走査したが、金額の表記は1件も見つからなかった(2026年9月8日時点)。

ここは書き方に注意したい。「公開していない」ではなく「確認できなかった」だ。楽器は同じ型番でも状態で値が動くので、事前価格を出しにくい品目ではある。

書き方の区別

「公開していない」と「確認できなかった」は別だ。前者は隠しているという含意になる。この記事では、見つけられなかったものは確認日付きで「確認できなかった」と書いている。

なお、この検索で出る価格についても公式が但し書きを付けている。

表示される買取価格は宅配買取サービスをご利用いただいた場合のお値段です。ブックオフ店舗での買取価格とは異なります。

(出典:同上/2026年9月8日確認)

ここでも店頭と宅配は別だと明記されている。この記事でずっと出てきている構造が、価格にも当てはまる。

楽器の値段を知りたいなら、相場サイトを眺めるより査定を2社取ったほうが早い。同じ物でも、売り先で結果が変わるからな

運営会社と、ハードオフが運営する「ブックオフ」の話

最後に、会社の話を短くしておく。ここを誤解している記事が多いので、事実だけ置いておく。

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項目内容
店舗を運営する会社ブックオフコーポレーション株式会社
法人番号9021001013831
所在地神奈川県相模原市南区古淵2-14-20
上場している会社ブックオフグループホールディングス株式会社
法人番号4021001065745
証券コード9278(東証プライム)
公式掲載の古物商許可神奈川県公安委員会 第452760001146号

出典:ブックオフグループホールディングス公式・国税庁 法人番号公表サイト(2026年9月8日確認)。

間違えやすいのはここだ。上場しているのは持株会社のほうで、ブックオフコーポレーション自体は非上場になっている。2018年10月に持株会社体制へ移った結果で、当時の証券コード3313はもう使われていない。

上場区分は証券コードで確かめる。会社名だけで判断すると、持株会社と事業会社を取り違えるからな

古物商許可は、公式サイトのフッターには1件だけ掲載されている。公式ドメイン上には27都道府県分をまとめたPDFもあるが、基準日が2018年10月21日と古く、現行サイトからのリンクは見つけられなかった。

看板が「ブックオフ」でも、運営会社が違う店がある

ここは楽器を売る人にとって実害がある論点なので、押さえておいてほしい。ブックオフの看板を出している店には、大きく2種類ある

  • 直営店——ブックオフグループが自分で運営している店
  • FC加盟店——別の会社がフランチャイズ契約で運営している店

そしてその加盟企業のひとつが、ハードオフコーポレーションだ。ハードオフの2026年3月期決算短信には、こう書かれている。

「リユース事業」はリユースショップ「ハードオフ」「オフハウス」「モードオフ」「ガレージオフ」「ホビーオフ」「リカーオフ」「ブックオフ(フランチャイジー)」の運営事業であり

(出典:株式会社ハードオフコーポレーション 2026年3月期 決算短信/セグメント情報)

ハードオフが運営するブックオフは65店(2026年3月31日現在)。逆方向の関係——ブックオフ側がHARD OFFのFCに加盟していた時期——は1996年12月に始まり、2015年3月に解約されている。いまは片方向だけだ。

ハードオフ公式のブックオフ紹介ページには、こう書いてある。

ブックオフは、コミック・文庫本・単行本・雑誌・CD・DVDなどを専門とした買取と販売のお店です。

(出典:ハードオフ公式 店舗ブランド紹介ページ/2026年9月8日確認)

楽器は挙がっていない。グループ内で楽器を扱うのは「ハードオフ」の業態のほうだ、という整理になっている。ハードオフのグループ業態を全部並べた記事で詳しく書いたが、同じ資本の看板でも守備範囲がまるで違う

じゃあ、地図で見つけたブックオフがどっちの運営かは、行く前に分かるんですか?

運営会社までは分からない。だが「楽器を売れるか」は分かる。公式の店舗検索で絞れば、さっきの135店に入っているかどうかで判断できる

店舗数の表記は、公式サイトの中でも揃っていない

ついでに気づいたことを書いておく。店舗数の数字も、ページによって違う。

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出どころ店舗数時点
公式 企業概要(グループ全体)835店2026年5月末
宅配買取のキャンペーンページ約800店舗記載なし
公式 店舗検索の総数779店2026年9月8日
楽器の買取・査定ページ約600店舗2016年1月末現在
買取の入門ページ920店舗記載なし(20年の実績と併記)

楽器のページに載っている「約600店舗」は2016年1月末現在の数字だ。10年前の情報がそのまま残っている。入門ページの「920店舗」にいたっては時点の記載すらない。

だから店舗数の訴求は、どのページのものかを見てから使う。この記事で店頭の話をするときに779店を分母にしたのは、店舗検索で実際に数えられる数字だからだ。

出張で来てもらうなら、知っておくべき権利がある

窓口の話をしてきたので、法律の面も短く触れておく。ここは業者を問わず、あなたの側にある権利の話だ

自宅に来てもらう買取(訪問購入)には、特定商取引法のクーリング・オフが適用される。売ると言った後でも、やめると言える期間がある

  • 起算日は法定書面を受け取った日。そこから8日以内
  • 「契約した日から」でも「買取が成立してから」でもない
  • 期間内は、品物の引き渡しを拒める

そして重要なのが適用範囲だ。クーリング・オフが使えるのは出張買取だけで、店頭と宅配は対象外になる。箱で送った後に「やっぱりやめる」は、この制度では戻せない。

もうひとつ。訪問購入の規定には品目の適用除外がある。レコード・CD・DVD・ゲームソフト、大型家電、家具、書籍、有価証券、二輪以外の自動車は対象外だ(出典:国民生活センター)。

え、じゃあ本と一緒に楽器を出したら、どうなるの?

いい質問だ。書籍は適用除外だが、楽器は除外リストに入っていない。同じ日に売っても、品目で扱いが変わることがある

制度の詳しい話は出張買取の危険と安全な業者の見分け方にまとめてある。また、訪問買取のトラブル業者名を公的リストで調べる方法も別記事にした。呼ぶ前に読んでおいて損はない

「査定だけ受けて断れるのか」が気になる人は、査定だけで断れるかを整理した記事のほうが直接的だ。断るのは、悪いことではない

申し込む前に、自分で確認する3つ

ここまでの内容を、実際の手順に落とす。3つだけだ。どれも5分以内で終わる。

STEP
自分の楽器が、対象外リストに載っていないか見る

ウクレレ・バイオリン・ハープ・和楽器・ピアノ・エレクトーンは、宅配買取では対象外と書かれている。ここに該当したら、宅配は最初から外れる。

STEP
箱の3辺の合計を測る(140cmで判定する)

公式に140cmと170cmの両方の記載があるので、厳しいほうで判定しておけば安全だ。超えるなら店頭か出張に切り替える。

STEP
店舗検索で「売りたい商品=楽器」に絞る

店頭に持ち込むなら必須の手順。全779店のうち135店しかないので、近所の店が入っているとは限らない。車を出す前に確認する。

この3つを通したうえで、まだ迷うところがあれば電話で聞く。サイズの数字が2通りある以上、微妙なサイズの荷物は聞いたほうが早い。

もう1社出すかどうかの判断

ブックオフに出すと決めた場合でも、比較の相手を1社だけ持っておくと判断が楽になる。金額の話ではなく、条件の話としてだ。

今回調べた範囲で言えば、「対象外リストに自分の楽器が載っている人」ほど、別の窓口が要ることになる。動作不良、改造済み、ウクレレやバイオリン、8年を超えたキーボード。どれも珍しい条件ではない。

  • 動作不良・破損・汚れがある
  • 改造や修理をしている
  • ウクレレ・バイオリン・ハープ・和楽器
  • 発売から8年を超えたキーボード

俺自身、楽器店で査定する側にいた人間として言うと、断られた品物に値段がつかないわけではない。その店の売り先に合わなかっただけだ。出し先を変えれば結果が変わることは、実際にある。

祖父の真空管アンプを「古くて値段つきません」と言われて、そのまま渡したことがある。あれは店が悪いんじゃない。俺が出す先を選ばなかっただけだ

よくある質問

調べている途中で自分が引っかかった点を、そのまま質問の形にした。すべて2026年9月8日時点の公式記載に基づく。

ブックオフで楽器は売れますか?

売れる。公式のよくある質問に、買取対象の楽器が12行にわたって並んでいる。ギター・ベース、木管楽器、金管楽器、DJ機器、エフェクター、アンプ、マイク、シンセサイザー、キーボード、PAスピーカー、ドラムパーツ、電子ドラム・電子ピアノだ。ただし窓口によって条件が違う。

近所のブックオフに、楽器を持ち込めますか?

店による。公式の店舗検索で「売りたい商品」を楽器4カテゴリで絞ると、全779店のうち135店だった(2026年9月8日確認)。27都道府県に集中していて、残る20県は0店。行く前に店舗検索で絞り込んで確認したほうがいい。

宅配買取で送れる箱のサイズは、結局いくつですか?

公式ページに140cmと170cmの両方の記載がある。3辺の合計で、重量は25kgまで。同じ1ページの中に両方の数字が載っているページもあった。厳しいほうの140cmで判定しておけば、どちらの記載にも引っかからない。

ウクレレやバイオリンは買い取ってもらえますか?

宅配買取では対象外と明記されている。「ウクレレ、バイオリン、ハープなどの弦楽器」が買取対象外のリストに入っている。店頭の楽器ページでも「民芸品、手工芸品」の例としてバイオリンが挙がっている。専門に扱う業者を当たったほうが早い。

電子ピアノは何年前のものまで売れますか?

窓口で違う。宅配買取のFAQは「発売から8年未満」、店頭の楽器ページは「製造から5年以上経過したもの」を対象外としている。年数だけでなく起算点も違うので、自分がどちらの窓口を使うかを先に決めてから読むこと。

壊れているギターでも買い取ってもらえますか?

宅配買取では「動作不良、破損や汚れがあるもの」が買取対象外の1行目に挙がっている。店頭の楽器ページにも「壊れているお品物に関しては買取対象外になる場合がございます」という注記がある。壊れた楽器を受ける業者は別にあるので、そちらを当たったほうがいい。

ケースにステッカーが貼ってあると減額されますか?

公式に「楽器ケースなどにステッカーがついている場合は、減額での買取となることがございます」と書かれている。あわせて、箱・保証書・付属品の不足も減額対象になる場合があるとされている。手元にあるものは同梱するよう案内されている。

買取価格を事前に調べられますか?

買取価格検索というページはあるが、対象は書籍・コミック・CD・DVD/ブルーレイ・ゲームの5分野で、楽器は含まれていない。公式の楽器買取ページの本文にも金額の記載は見つからなかった(2026年9月8日時点)。

ギター1本だけでも出張に来てもらえますか?

買取方法は4つあり、そのうち店舗出張買取は「本・CD・DVD・ゲームなどあわせて50点以上」が条件と明記されている。出張買取センターは点数の下限がセンターごとの確認とされ、対応エリアも限られる。1本だけなら店頭か宅配、あるいは楽器専門の出張業者のほうが現実的だ。

ブックオフとハードオフは同じ会社ですか?

別の会社だ。ただしハードオフコーポレーションは、ブックオフのフランチャイズ加盟企業として「ブックオフ」の看板の店を65店運営している(2026年3月31日現在)。逆にブックオフ側がHARD OFFに加盟していた契約は2015年3月に解約されている。

まとめ:窓口を決めてから、条件を読む

長くなったので、持ち帰ってほしいことを絞る。この記事の結論は1行だ

ブックオフの買取条件は、会社単位ではなく窓口単位で決まっている。店頭・宅配・出張で、買える品物もサイズも年式条件も別々だ。

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数えたもの結果
店頭で楽器を売れる店779店中135店(27都道府県/20県は0店)
宅配のサイズの数字(楽器関連)140cmと170cmの2通り(記述は全21箇所)
宅配の買取対象/対象外対象12行/対象外7項目
電子ピアノの年式条件宅配8年・店頭5年(起算点も違う)
買取方法4つ(正式名称は「店舗出張買取」)

この記事で書かなかったことも明示しておく。買取金額と相場は書いていない。公式に楽器の価格情報が見つからなかったし、状態で動く品物に相場表を作っても読者の役に立たないからだ。

最後にもう一度だけ。地図で見つけた店に車を出す前に、店舗検索で「売りたい商品=楽器」に絞る。1分で終わって、無駄足を防げる。

対象外のリストに自分の楽器が載っていた人は、比較の相手を1社持っておくといい。上に置いたのは楽器を専門に見ている業者で、古いものや傷んだものも査定の対象にしている

断られたからといって、価値がないわけじゃない。出し先を変えれば結果は変わる。俺の屍を越えてくれ

※本記事の内容は2026年9月8日時点で公式サイトを確認したものです。買取条件・対象品目・店舗の取扱いは変更されることがあります。申し込む前に、必ず最新の公式情報をご確認ください。

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